Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

書籍

佐藤可士和の超整理術

今日は「佐藤可士和の超整理術」を紹介します。 モノの片付けをするというより、思考整理に関する内容です。タイトルに超とか派手な漢字が出てくるので、実は何もしない(笑)のようなスゴいのを想像してしまいましたが、割と普通でした。その中で注目したのが…

プレゼンテーションZen 第3版

今日はガー・レイノルズさんの「プレゼンテーションZen」を紹介します。 プレゼンのノウハウ紹介的な本です。そしてZen というのは禅のことです。禅が何で…プレ禅?、という疑問が出てくるかもしれませんが、これは禅の思想がプレゼンに活かせるという話の本…

イワン・イリッチの死

今日はトルストイさんの作品から「イワン・イリッチの死」を紹介します。 この本をなぜ読もうと思ったのか、何かきっかけがあったのですが忘れてしまいました。 どんな話なのか、要約しますと、イワン・イリッチという人が死ぬ話です。 …いやそりゃそうだろ…

小さな黒い箱

今日は雑記が続きすぎているので、「小さな黒い箱」から一作紹介します。 11の短編が入っているのですが、今回紹介するのは「ジェイムス・P・クロウ」。ロボットが人間を支配している未来社会が舞台です。クロウは人間で、ちょっとしたチートを使って政治的…

変数人間

今日はフィリップ・K・ディックさんの「変数人間」を紹介します。 短編が10作品収録されています。文庫本のタイトルとなっている「変数人間」は、過去からやってきたトマス・コールというエンジニアが主人公。この時代の地球はケンタウルスと星間戦争をして…

あなたの人生の意味 上 (3)

今日は、先日紹介した「あなたの人生の意味」から第三章を紹介する。 第三章は「克己 ―― ドワイト・アイゼンハワー」。第34代アメリカ合衆国大統領である。ただし、この章はドワイドさんの母親のアイダ・アイゼンハワーさんの話もたくさん出てくる。著者はド…

アジャストメント―ディック短篇傑作選

今日はフィリップ・K・ディックさんの「アジャストメント」を紹介します。 SF短編集。大御所です。フィリップ・K・ディックさんといえば言わずと知れた「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」が超有名。 時間もないので今日は一言だけ。 「コピーというのは、…

あなたの人生の意味 上 (2)

最近は雑記ばかりでそろそろ「このブログは何なの?」、という感じになっているような気もするので、今日は、先日紹介した「あなたの人生の意味」に戻って、前回「(つづく)」と書いてしまったので、その続きを書きたい。 この本は第二章から後は偉人の紹介に…

あなたの人生の意味

今日紹介する本は、「あなたの人生の意味」。 著者のデイヴィッド ブルックス(David Brooks)さんに関しては下巻の解説に次のように紹介されている。 デイヴィッド ブルックスはアメリカで最も影響力の大きいジャーナリストの一人である。二〇〇三年からニュ…

不安や緊張を力に変える心身コントロール術

今日紹介する本は安田登さんの「不安や緊張を力に変える心身コントロール術」。 内容的にはメンタル系なのですが、この本には能楽の話が多数出てきます。例えば第一章のタイトルは「能の中にストレスや不安を「力」に変えるヒントがある」です。この章は特に…

ダレン・シャン 1

今日はダレン・シャンを読み切ったのでとりあえず書きます。昨日ちょっと紹介したように、少年向けのファンタジー小説で吸血鬼系です。著者名もダレン・シャン。物語に出てくる主人公が書いた本、という位置付けなのでしょう。 全12巻の最初の巻なので、まだ…

新・学生時代に何を学ぶべきか (9)

今日は「新・学生時代に何を学ぶべきか」から。この本は今回で最後になります。 今日の1人目は立原えりかさん。 ひとりでいることに満足して、自分についてだけ考えることでしあわせになれた。 立原えりか「人生の休み時間」、p.238) 立原えりかさんの童話は…

新・学生時代に何を学ぶべきか (8)

今日は引き続き「新・学生時代に何を学ぶべきか」から紹介します。 一人目は神津カンナさん。 人間というのはね、迷い、悩み、苦しんで、あたかも停滞しているかのように思う時こそ、実は大いなる成長を遂げているのです。 (神津カンナ「履歴書に書けない宝…

新・学生時代に何を学ぶべきか (7)

今日は引き続き「新・学生時代に何を学ぶべきか」から紹介します。 まず嶌信彦さん。 硬派学生を意識してすごした学生時代に得たものは、煎じつめると、物事を考える〝方法論〟を学んだことにつきるように思う。事態の本質をみる力や生き方の原則、バランス…

新・学生時代に何を学ぶべきか (6)

今日も「新・学生時代に何を学ぶべきか」から紹介します。まず安藤優子さん。 学びたい事がはっきりとした時、学校はとつぜん「生きた場所」になった。「こんな事やって何になる」と毒づいていた頃は、死んで埋もれているように見えた教科書の文字が、血と肉…

新・学生時代に何を学ぶべきか (5)

今日は「新・学生時代に何を学ぶべきか」の続きから。 ネットを見ていると、最近の受験生は「大学に行く目的がない」という人が多いようです。ちょっと気になります。目的がないのに大学に行こうとする、というのは昔は考えられないことでした。 私たちの頃…

新・学生時代に何を学ぶべきか (4)

今日はちょっと間があきましたが「新・学生時代に何を学ぶべきか」から。 まずスポ根話を紹介します。今はど根性、スパルタというスキームは絶滅、場合によっては実行すれば犯罪になってしまうようですが、 殴るだ蹴るだは当たり前、上級生と話をする時は、…

音楽心理学ことはじめ 音楽とこころの科学

今日の本は「音楽心理学ことはじめ」。 音楽と心理学といえばモーツァルトを聴きながら勉強する話が有名だと思いますが、ちゃんとその話も出てきます。 モーツァルトを聴いて十〇分から一五分以内にその課題を実行した学生たちは、リラックスしたり静かに座…

もの食う人びと

今日は辺見庸さんの「もの食う人びと」を紹介します。 これは説明が難しい本です。ざっくりいえば、いろんな国に出かけてその土地のものを食べるという趣旨の本なのですが、内容はその土地の政治や文化にすぐに踏み込んでいて、実に興味深い。タイトル通り、…

ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2

とりあえず書名だけ出していた「ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2」ですが、これって多分まとめようもないので軽く紹介しておきます。 前巻は2020年にここで紹介していますね。百合SFで有名です。 本巻の超あらすじは、テラとダイオードの女性ペアが…

新・学生時代に何を学ぶべきか (3)

今日は引き続き「新・学生時代に何を学ぶべきか」から紹介します。 大学を自分探しの場として活用しろという人は割といます。中には「ハチミツとクローバー」のように本当に自分探しの旅に出てしまう人もいます。 本や映画、ニュースを解説ぬきでみて自分の…

新・学生時代に何を学ぶべきか (2)

今日は昨日に続いて「新・学生時代に何を学ぶべきか」から紹介します。 大学は人生の夏休み、と言われることがよくありますが、栗田さんいわく、 「あれは四年間の休暇だった」 (栗田亘「四年間の休暇」、p.45) だそうです。この表現は「二年間の休暇」(十五…

新・学生時代に何を学ぶべきか

今日の本は「新・学生時代に何を学ぶべきか」。 学生時代に何を学ぶべきか、という本の続編です。 このブログは最後に「今日の一言」的な、気に入ったフレーズを紹介する投稿が多いのだが、この本は全編が「今日の一言」的な内容なので閉めるのがとても難し…

東大なんか入らなきゃよかった 誰も教えてくれなかった不都合な話 (2)

今日は昨日紹介した「東大なんか入らなきゃよかった」の後半の紹介を。 第3章「東大うつ」には、死にたいという人が出てきます。読んでいて気分がダウンしていきます。一般的には、東大を出たら勝ち組というイメージだと思うのですが、 実際に東大に入っても…

東大なんか入らなきゃよかった 誰も教えてくれなかった不都合な話

今日の本は「東大なんか入らなきゃよかった」。著者の池田渓さんはもちろん東大卒。 ドラゴン桜では東大はプラチナチケット扱い、バカとブスは東大に行けというセリフが流行しました。行けばそれだけで勝ち組、みたいな印象がありますが、現実は厳しいようで…

新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙VII

今日の本は「狼と羊皮紙」の7巻。 今回はコルとミューリが印刷技術を身に付けた職人を探すストーリー。印刷技術は「本好きの下剋上」でも主要テーマになっていますが、発明された時点で社会に強烈な変化をもたらすことになります。 たとえば嘘の書かれた文章…

日本語という外国語 (2)

今日は雑記にしようと思ったのですが、つづくと書いてしまったので、先日紹介した「日本語という外国語」を閉めておきます。 この本、先日紹介したように、外国人に日本語を教えていた人が書いているので、日本人が学ぶ文法とはいろいろ違うことが出てきます…

日本語という外国語

今日は先日ちらっと紹介した「日本語という外国語」。 著者の荒川洋平さんは、次のような経歴の持ち主。 僕は、二十年以上、外国人に日本語を教えてきました。 (p.3) 日本語は世界中の言語の中でも最高難易度といわれていますが、最近は日本語を学ぶ外国人の…

新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙VI

今日の本は「新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙VI」。 コルとミューリはハイランドから、ノードストンという領主が悪いことをしていないか見定めてきて欲しい、というミッションを受けます。ついでに幽霊船の謎を調べてこい、というややこしい話に。鼠とか猫とかも…

新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙V

今日の本は「新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙V」。 場面は前巻の続きからで、戦争が回避されたところから始まります。今回のミッションは解散の危機に直面している聖クルザ騎士団を救うこと。コルは周囲に振り回されている間に敵をたくさん作ってしまったみたい…