2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
最近コレばかりですが(笑)、今日は「はぐれ長屋の用心棒」から、「八万石の風来坊」です。 いきなり、娘さんが悪い奴等に囲まれているシーンです。そこに助けに入った武士っぽい若い男が何か情けない。源九郎が近付いてみると娘は同じ長屋に住んでいる、おふ…
これはシリーズ2作目。今回はシリーズではレギュラーのお吟の話。袖返しというのは掏摸(スリ)の技の名前です。 この技を袖返しと呼び、掏摸の仲間うちでは袖返しのお吟の名でとおっていた。 (p.15) どんな技か、この前に細かく説明が書いてあるのですが、細…
今日は「はぐれ長屋の用心棒」、華町源九郎 江戸編、つまりこのシリーズの1作目です。やっと1作目が出てきました(笑)。文庫本表紙で子供と一緒に走っているのは菅井ですかね。 出だしはこんな文です。 軒下から落ちる雨垂れの音が聞こえる。 (p.7) クイズ「…
今回は「はぐれ長屋の用心棒」シリーズから「仇討ち居合」。38作目は、菅井大活躍です。菅井が居合の見世物をやっていると、きよという武家の娘に勝負を挑まれてしまいます。親の敵だというのですが、冗談じゃない。 「おれは、おまえの親を斬った覚えはない…
今日は「はぐれ長屋の用心棒」シリーズ25作目、「すっとび平太」。今回殺されるのは、はぐれ長屋の住人、大工の益吉。亀楽というシリーズではお馴染みの居酒屋で飲んでいるところを何者かに殺されます。益吉の弟の平太は、兄を殺した下手人を捕まえたいと思…
もうインフルエンザが流行しているそうですが、こうなるといつ予防していいのか分かりませんね。今日は「はぐれ長屋の用心棒」から「はやり風邪」。18作目です。 源九郎は元気なものですが、息子の俊之介が風邪をひいてしまいます。しかも菅井まで風邪で寝込…
今日もはぐれ長屋…という予定でしたが、そればかりというのはちょっとアレ【なにが】なので、今日はこちらの本を紹介します。 このシリーズは毎年紹介しているのですが、今年は「考えろ」という副題が付いているので何か考えているのだろう、とは思ったので…
今日は「はぐれ長屋…」の15作目、「おっかあ」です。 「おとせさんとこの仙吉、旦那も知っているだろう」 (p.25) この仙吉がまだ十五、六の若造で、グレて悪い奴等とつるんだせいで、強請りをやる羽目になります。裏には悪い奴等の大物が黒幕として控えてい…
今日は「はぐれ長屋…」シリーズから「父子凧」。源九郎の息子の俊之介がメインゲスト(?)でしょうか。この俊之介、ひょんなことから出世のチャンスを掴んだ、と思いきや悪いタイミングで上役の原島が何者かに斬殺されてしまいます。一緒にいた俊之介は何とか…
今日は「はぐれ長屋」の第7話、「黒衣の刺客」です。黒衣というのは盗賊の着物ですね。長屋に住んでいる房吉という大工が殺されます。源九郎は殺される前に黒い猿のような男を見ていて、男の目の下にはホクロがあったといいます。 房吉は木菟一味を見たので…
今日は「はぐれ長屋…」の「おとら婆」です。14冊目のようです。 最初から苦言じゃないですが、老婆がならず者に袋叩きになっているシーンから始まるのですが、これはいけませんね。読んだ瞬間にアレだなと分かってしまいます。よくあるパターンですね。 しか…
今日は「はぐれ長屋の用心棒」シリーズから「うつけ奇剣」。このシリーズ結構あるなぁ、と思って調べてみると、最新刊は46の「幼なじみ」のようですね゜46冊もあるのか。ちなみに、「うつけ奇剣」は27作目です。アニメとかと同じで、回が進むと登場人物が増…
今日の本は「もう通勤電車で下痢にならない! すべてのお腹弱い系を救う40の方法」。通勤電車で下痢になったことは殆どないのだけど、ゆるいなと感じる時はあるといえばある。そういえばこの前は新幹線でそんな感じだったが、B席で両側固められていたから動く…
今日は「はぐれ長屋の用心棒」シリーズから、「湯宿の賊」。箱根はこの前の台風でとんでもないことになっているようですが、今回は箱根で湯治中の賊と対決というストーリーです。ちょっと違うか。 華町源九郎と孫六は、今回のゲストキャラのお静と三人で江戸…
今日紹介するのは、いわゆる受験本。勉強法を書いた本である。タイトルは「東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法」、著者は河野玄斗さん。 ハッキリ言って全然シンプルではない。出てくる項目が多すぎる。これがシンプ…
今日も鳥羽亮さんの「はぐれ長屋の用心棒」シリーズから紹介します。「孫六の空」、何冊目でしょうかね、初期のはずですが、調べるのがだんだん面倒になってきました。 今回はタイトルにも出てくる孫六の娘が懐妊するところから話が始まります。孫六にとって…
今日は「はぐれ長屋の用心棒」シリーズから、「紋太夫の恋」。紋太夫というのは居合の達人の菅井のことです。この紋太夫の部屋に子連れの女性が転がり込みます。女は伊登。子供は幸太郎。どういう関係かというと、 菅井のところに来たふたりは、義妹と甥だ。…
今日は、「はぐれ長屋の用心棒」から11作目、「雛の仇討ち」です。 このシリーズ、1冊の分量がドラマ向けで、昔、銭形平次や水戸黄門を放送していたように、毎週放送すれば結構見てくれる人がいるような気がします。私は適当に順不同で読んでいるのでアレで…
今日の本は万城目学さんの「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」です。このタイトルだと何が何だか分かりませんが、かのこちゃんというのは小学一年生で、 マドレーヌ夫人は猫である。 (p.11) だそうです。読者層は小学生高学年あたりを想定しているのでしょうか…
今日は、森 博嗣さんの「つぶさにミルフィーユ」。例によって例のごとくのエッセイ集です。以前、何を紹介しましたっけ? ま、いいか。 あまり気にしないで気になったところだけちょろちょろと紹介してみます。まず本気出さない戦略。 本気は出さない、という…
今日は「はぐれ長屋の用心棒」シリーズから「子盗ろ」。ことろ、というのは子供の遊びのようですが、よく分かりません。ざっくり概略を紹介しますと、今回は、人さらいと対決する話です。 このシリーズ、主人公は源九郎、というのを何度か紹介していますが、…
今日の本は、鳥羽亮さんの、はぐれ長屋の用心棒シリーズから、「深川袖しぐれ」です。このあたり、図書館で適当に手あたり次第に借りているので、順番は貸し出されていないのを手に取る結果、適当です。 茂次は研師、つまり刃物を研ぐ職人です。それがひょん…
今日の本は秋月記(あきづきき)。福岡藩の支藩である秋月藩という小さな藩の話。なかなか重厚な小説で、昨日紹介したのが娯楽系の時代小説とすれば、こちらは本格派。じっくり読んだ上で数回読み返したくなる。体感的には、読んでいて、同じ文字数でも3倍時間…
今日は鳥羽亮さんの「はぐれ長屋の用心棒」シリーズから「おしかけた姫君」です。シリーズ21作目ということです。 主人公は華町源九郎。普段は長屋で傘張りの内職をして貧乏生活なのですが、実は。 源九郎は鏡新明智流の達人だった。 (p.35) じゃあ向かうと…
今日は、何回か雑記として紹介していた三島由紀夫さんの「小説家の休暇」をまとめておきたいです。ていうか、何回か小出しにしたので既においしい所が残っていないのですが。 三島さんといえば切腹死を選んだということで有名です。もちろんこの本を書いてい…
今日紹介するのは「凍える森」。何か「港のヨーコ・ヨコハマヨコスカ」みたいな感じなんですよね。なにがと言われそうだけど。 いろんな人への聞き込み調査、みたいな感じで話が進んでいくミステリーです。この本は、ヒンターカイフェック(Hinterkaifeck)事…
今日は前から読もうと思っていた「天気の子」を読み終えました。これはまだ映画上映中でしたっけ、ネタバレにならないように、内容は書かないことにしましょう。 主人公は森嶋穂高。ヒロインの天気の子は天野陽菜。基本はこの2人のドタバタです。予告編では…
今日紹介するのは、曽野綾子さんの「貧困の光景」です。 日本でも最近は貧困が話題になっているようですが、日本の貧困は相対的貧困と呼ばれているもので、平均的な家庭よりも所得が低いことを言うのです。だから日本は永遠に貧困から逃れられないでしょう。…
今日は物語シリーズの「宵物語」。この本には第二話と第三話が入っています。第一話は「忍物語」で、そこからリナンバーされているようですね。 第二話「まよいスネイル」はゲストキャラ、紅孔雀ちゃんが行方不明になるところから話が始まります。紅孔雀なん…
今日は何か書こうかと思ったのですが見事にヤラれて時間がなくなりましたね。毎日何か書評にするというのは難しいものです。ちなみに今月は毎日書いてみるかと思っていた某ブログは1日目に書けなくて挫折しています。 しかし1日坊主というのも癪なので、先日…