Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

雑記

すみません、今日は調子が出ないのでパスです。そんな理由でいいのか。 昨日も禅の本を紹介しましたが、次の本は石井清純さんの「禅問答入門」になる予定です。 禅というのはもちろん、昔 GEB を紹介したときにも書いたのですが、 言葉や文字で表現できない…

十牛禅図―般若心経の「空」の心を知るための絵物語

禅の世界では有名な十牛図、これをざっくり解説した本です。著者は松原哲明さん。表紙には 般若心経の「空の心」を知るための絵物語 と書いてあるのですが、その発想は初めて知りました。私は純粋に禅の本の中でしか十牛図を見たことがなかったのです。もっ…

雑記

今日は殆ど何も読んでいません。十牛図の本はちょっと付箋を貼ったりしました。 余談ですが、「お金がいくらあっても足りない」という人がいますが、これは論理的にはおかしい。お金は、お金で買えるモノを全て買えるだけあれば、それで全てのモノが買えるの…

私の生い立ち

与謝野晶子さんの子供時代の話を集めた本です。イラストは竹久夢二さんです。 与謝野晶子さんについては、今更説明の必要はないと思いますが、子供時代は大阪の堺に住んでいたそうです。 与謝野晶子は明治十一(一八七八)年十二月七日、堺県堺区(現・大阪府堺…

雑記

今日は一冊読んだのですが、いろいろ疲れたので後日紹介します。 戯言ですが、今日手帳に書いたメモに「強要された教養を共用するだけでは知識を〇〇することはできない」という文がありました。歩いていたときに思いついた言葉なのですが、〇〇のところを忘…

夜と霧――ドイツ強制収容所の体験記録

フランクル氏による、アウシュビッツ収容所での生活の実体験記。 例えば、最近のアメリカの監獄ではインスタントラーメンが貨幣の役目を果たしているというのを何かで見た記憶があるのだが、この本には褒賞として煙草をもらった話が出てくる。 十二本の煙草…

雑記

今日は本は読まなかったです。ていうかまだ読んでないです。マンガは「モーニング」を読みました。 先週も紹介しましたが、「テロール教授の怪しい授業」、勢いは止まらないで飛ばしまくっています。テロリストの定義というのは、個人的には「一般市民を殺害…

桜の園/プロポーズ/熊

桜の園 「桜の園」は、チェーホフの古典的名作、戯曲です。今回の本は、他に「プロポーズ」と「熊」という短い戯曲が収録されています。 個人的なイメージかもしれませんが、この戯曲は松竹新喜劇だと思えばだいたい合っているでしょう。「桜の園」のあらす…

君の膵臓をたべたい (2)

「君の膵臓をたべたい」の感想が(つづく)で中断していたので、今頃ですが、10月2日の続きです。 この物語の主人公は「僕」です。名前は最後まで出てきません。性格がかなり暗いところは個人的に似ているのか、「僕」という表現に何か親近感があります。まだ…

消費税25%で世界一幸せな国デンマークの暮らし

日本はやっと本当に消費税が10%になるということでザワザワしているが、高消費税の国、デンマークの生活はどのようなものか、リアルなデータを示しつつ紹介してくれる本。 デンマークの消費税は25%。しかも、高いのは消費税率だけではない。納税の例が出てい…

雑記

今日は図書館に図書を返却しに行ってきました。まあそれだけですが、図書館に行くとついその辺の棚置いてある本をふいと借りてしまうので困ったものです。

知的戦闘力を高める 独学の技法 (8)

物凄く間が開いてしまったが、「独学の技法」の評が完結していなかったので、再開する。 前回は4月13日、アンダーラインを引いて後で転記する、という話の途中で終わってしまった。どの程度の量にすべきとか、転記したときに何を書くか、といった細かい話が…

雑記

今日は禅の本をちょっと読みました。いろいろエピソードが出てきましたが、例えば、一日不作一日不食。一日プログラムを作らないなら一日食わずに過ごせという意味です【違】。 しかし、今日はまだコード書いてないですね。

雑記

今日は Rails の本をちょっと再読した程度で、禅の本は進みませんでした。木曜日なのでモーニングを買って読みました。(2018年46号) 新連載の「テロール教授の怪しい授業」が怪しい感じでテンポもよく、なかなかの雰囲気です。読み切りの「あなたに耳ったけ!…

東大医学部生が教える 本当に頭がいい人の勉強法

タイトルを見ると、頭のいい人向けの勉強法で、そうでない人にはできません…みたいな想像をするかもしれないが、ま、そういわれてみればそうかも、という感じはしないでもない。 著者の葛西さんは東大理三に現役合格。数学が超絶得意系の人なので、大半が数…

雑記

今日は禅の本を読んだのですが、禅の本は書評を書くときに漢詩を引用するのが大変なので、まあ大変です。漢字が出せないわけです。 禅の話に出てくるような漢文はおそらく全て著作権が切れているので、漢文を全部集めたサイトがあれば、そこからコピって済む…

雑記

今日は『「わかる」とは何か』という本を読みました。 タイトルに「」を付けられるといろいろ面倒なんですけど、このように『』で囲むことでどこからどこまでタイトルかわかるようになります。みたいな話があるのかなと思ったら、もっと論理的読解とか証明と…

歯車

今日は青空文庫の「歯車」を読みました。芥川龍之介さんの作品です。なぜこれを読んだのか思い出せません。天からこれを読めという声がしたような気もしてきます。 恐ろしくゆらゆらした感じのする話です。崖っぷちで真剣勝負を挑まれたような心境になりそう…

戦時の音楽

以前タイトルだけ紹介していた「戦時の音楽」。短編集です。 戦争の話や音楽の話が出てくるのですが、それだけではありません。独特の雰囲気があります。どちらかというと、戦争ではないところが気になる話が多いのですが、例えば「十一月のストーリー」はテ…

ことば散策

今日は岩波新書、何となく手に取ってしまった「ことば散策」という本。いろんな言葉について由来やら誤用の指摘やらのコラムを集めた感じの内容。 例えば十銭ストアという言葉が出てくる。これは今でいうところの100円ショップみたいなものか、と補足もしな…

浮雲

国語の教科書にはまず間違いなく名前が出てくるレジェンドの小説だが、実際に読んだ人はどれ位いるのかよく分からない。 現代化してアニメにすればそれなりにファンも付くような気がするが。主人公は内海文三。性格は行動に移せない系。しかもリストラされて…

雑記

今日は何となく読みたくなったのでこんな本を読み始めました。 今更バカの壁もないかと思ったのですが、何でも分かるとは限らない、という当たり前のことが分からない人がいる、というのも当たり前なのでしょうね。

雑記

今日は移動中にマンガ専門店があったので「お前ら全員めんどくさい!」の8巻がないかなと思って寄ってみたのですが、発見できませんでした。 店員さんにきけば出てきたかもしれませんが、個人的に自分で見つけないと負けというルールだし、そこまですぐ欲しい…

雑記

今日は図書館で借りていた本を返してきました。予約中の本が順番待ちでなかなか借りられそうにありません。最近は、検索しても借りたい本がないということもよくあります。マイナーな本を探しているのが敗因だと思われます。 テレビ番組で深夜にやっている病…

魔法科高校の劣等生(23) 孤立編

魔法科高校の劣等生23巻、「孤立編」です。達也がトーラス・シルバーであることがバレてしまって困りましたねぇ、というのが本巻のざっくり要約になります。 今回、国防陸軍情報部が暴走して達也を襲撃します。これはあっさり返り討ちになりますが、他の集団…

雑記

新聞の書籍広告を見ていたら、ゆほびかGOLD Vol.40 というのが出ていた。左から2番目、この位置に出てくる広告はモノスゴイのが多いような気がするのだが、今回の見出しも、 龍神・雷神・宇宙神の力で金運を上げる! なんて書いてある。ついに宇宙まで進出し…

雑記

今日も本を読まなかったので雑記です。昨日はモーニング、2018年44号を読んだのですが、鬼灯の冷徹、お祭りに神様が集まってくるというのは森見さんの小説みたいで趣がありますね。生霊が神様に合うというのは面白いパターンです。人間が入ってはならない山…

雑記

今日はいろいろうまく行かないので、ちょっと散歩してみた。歩きながら考えると問題解決の確率が上がることは経験的に分かっている。脳科学で「脳が活性化する」という状態になるわけだ。 歩きながら勉強するという勉強法がある。 この〝歩きまわり勉強法〟…

MonoMaster(モノマスター) 2018年 11 月号

付録の万年筆につられて買ってしまいました。980円なのでそんなに期待はしていませんでしたが、その万年筆、付録としてはまあまあ書ける方だと思います。デザインもトラディショナルな万年筆っぽい感じで趣があります。 この本、似たような構成で今まで臨時…

君の膵臓を食べたい

今日はもうかなり前に読んだような気もしていますが「君の膵臓を食べたい」を紹介します。 残念ながらアニメは見ていません。なぜ膵臓を食べたいのか、という話は本編に次のような説明があります。 昔の人はどこか悪いところがあると、他の動物のその部分を…