Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ゴッドウルフの行方

ミステリー…じゃなくてハードボイルド。スペンサーシリーズといえば有名らしいが、私は他には読んでないと思う。一気に読んでみようか。 推理小説といえばそうだが、命は狙われるし、仕方ないから探偵が殺してしまう、みたいなパターン。出だしからしてちょ…

22世紀の酔っぱらい

SF。微妙な未来の社会が舞台。話が始まるとすぐ、大学で数学を教えているコーナット教授は18階の部屋から窓に近付いていく。 彼は自殺しようとしているのだ。ここ五十日に、彼は九回も試みているのだ。 (p.8) 自殺癖があるわけではない。行動的に自殺しよう…

雑記

月刊住職という雑誌がある。新聞に毎月広告が出るのだが、いつ見ても気になる記事が満載だ。一度だけどうしても気になるので買ってしまった位だ。 ちなみに2018年1月1日発売の正月号の広告見出しが、こんなの。 マスコミは墓じまいを盛んに報じるが寺院墓地…

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (3)

今日も昨日の続き。まず、堀江さんの教養論から。 先に私の考えを書いておくと、教養とは生きていく過程で身に付けるもの全てのことだ。実践してもよし、本やネットで知識を仕入れてもよし。しかしそれを身に付けないと教養ではない。使えない知識は教養では…

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (2)

昨日の続きで、堀江貴文さんの本から。洗脳といえばすぐに思いつくのが自己啓発【違】だけど、これは面白いと思ったのは、 某回転寿司チェーンが、新人研修で「社訓」を暗唱できなかった内定者に、入社辞退を求めていたというのだ。 (p.31) これはあるあるだ…

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論

堀江さんの本で、7月頃に図書館で予約したら今頃になって番が回ってきた。買えばいいじゃん、と思うかもしれないが、私もそう思う。 ていうか予約したことを忘れていたし。 いきなり余談っぽいけど、やりたいと言いながらやらない人のパターンを2つとしてい…

雑記

今日こそ何も読んでない(笑)、といいつつチラ見した本はあるのだけど、また後日。次に出てくる候補は2冊あって、どちらを先に出すか考え中です。

短編少女 (2)

今日中に終わらせておきたいので、今日は11日に最初だけ紹介した「短編少女」の残りを書く。13日と14日にもちょろっと書いているけど、とりあえず3作目から。 道尾秀介さんの「やさしい風の道」の途中に出てくる「はげキオ」の話は先日紹介したので省略する…

レキシントンの幽霊

今日もやたら歩いたので本など読む暇はなかった。はずなのだが読んでしまったので仕方ない。 これも短編集。1つ目の「レキシントンの幽霊」は、レキシントンに幽霊が出るというだけの話。個人的には割とよくあるというか、経験しているような話だからいまい…

パン屋再襲撃

さいしゅうげき、を変換したら最終劇になるかと思ったらちゃんと再襲撃と変換してくれたのでホッとした。今日も時間がなかったので何も読めなかった、と書きたかったのだがこの本読んじゃったので仕方ない。 村上春樹さんの短編が入っている。まずタイトルに…

実践理性批判

今日は少し長い時間電車に乗ることになったから、何か本を読もうと思って選んだが、惜しくも最終段階で落選【謎】したのか、カントの実践理性批判。 文庫本で手軽で、多分どれだけ長時間になっても読みきれない(笑)ので、長時間の読書には最適なのだが、前回…

雑記

今日は数字の多い本を読んでいたので一休みします。 昨日書いた「ねじまき鳥クロニクル」ですが、ところどころ微妙な言い回しをしたところの解説を、「Phinloda の裏の裏ページ」に書きました。

ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編

昨日はとある場所に行ったら、ギギギギィィィ、みたいな声で鳴いている鳥を発見した。おお、これがねじまき鳥か。実在するとは。ということでもう飽きてきたからさっさと終わらせたくて第3部の鳥刺し男編でシメる。鳥刺しよりも馬刺しの方が好きなのだが、鳥…

ウィトゲンシュタインと禅

ねじまき鳥は書きたいことを書くとどんどんヤヤコシクなるから疲れるからちょっと一休みして、今日読んだ本。哲学です。 従って結局『論考』は、無意味な問いに答えるべく編成された無意味な命題の大集団である、という事になります。 (p.57) 論考は「論理哲…

ねじまき鳥クロニクル〈第2部〉予言する鳥編

今日は少し頭がクラクラしているので、調子に乗ってねじまき鳥の続きを書いてしまおう。今日は第2部について戯言を書きたいのだがその前に第1部の間宮中尉の話をなぜ無視するのか言い訳しておきたい。 一説によればその話はこの長編小説の中核となる重要なエ…

ヴィジュアルガイド 物理数学 ~多変数関数と偏微分~

今日はねじまき鳥の第2部を書く予定だったが、例によって書く時間がなかったというかこれから書けという話なのかもしれないが、1回パスして最近読んでいる本を紹介する。以前紹介した「ヴィジュアルガイド 物理数学 ~1変数の微積分と常微分方程式~」の続編。…

ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編

いくら何でも毎日雑記だと「いつか読んだ本」じゃないし、そろそろ行くかということで、「ねじまき鳥クロニクル」。第1部。ちなみに一通り読んだけど、正直言ってちょっといまいち感がある。リアルでもないしファンタジーでもない中途半端な感じ。出てくる人…

雑記

今日も朝から夕方まで大変だったので、何も書くことがない。しかし「短編少女」は「モーガン」と「宗像くんと万年筆事件」を読んだ。万年筆事件はちょっとミステリーだけど、普通に読んでいけば分かると思う。十円のエピソードがいい。

雑記

今日はねじまき鳥の第2部を読んだ。これって1部ごとに評していいのかな、3部まで行って1話みたいな気もするが。 「短編少女」も引き続き読んでいる。3つ目の短編は、道尾秀介さんの「やさしい風の道」。少年と姉の話なのだが、途中に出てくる「はげキオ」の…

雑記

今日もなかなか忙しかった。といいつつ読んだのがこの本。 例によって書評を書く暇がない。やめようと思ってもやめることができない、というのはわかるような気がした。

短編少女

まだ2作品しか読んでいないのですが、短編集です。多分タイトルがこれだから少女に関する作品集なのでしょう。 1作目は三浦しをんさんの「てっぺん信号」。モールス信号が出てきます。しかもカナ。カナのモールスは私には分かりません。じゃあアルファベット…

雑記

今日は何もなし。明日は靴を買う予定。買わなければならない。なぜ靴を買わなければならないかは秘密。

魔性の子

八つ墓の祟りじゃぁ…【違】 ていうか八つ墓村はホラーじゃなくてミステリーなんですけど、この小説はホラーです。女性を車に乗せて送っていったらいつの間にか消えてた的な Japanese ホラー、イエイです。 大体、幽霊なんて非科学的だし、怪異なんて物語の中…

天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編

11月28日に紹介した「蒼路の旅人」の続きになります。真打のバルサ登場で、俄然盛り上がります。ちなみにドラマ見てます? 前作に出てきた密偵のヒュウゴとバルサがひょんなきっかけで出会って、チャグムを探してアタフタします。お互い本来は敵のはずなので…

結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方

流石にいつまでも先送りするのもアレなので終わらせましょう。茂木さんの本です。 どんな本かというと、ちょっと雑談的な感じがするのですが、 雑談はとてもクリエイティブな行為です。 (p.034) なるほど、実演しているのですね。雑記もオッケーなのでしょう…

雑記

今日もとても忙しかったのでパスさせていただきます。昨日も紹介した茂木さんの本から1行だけ。 「じゃあ、深海魚について一分間スピーチしてください」(p.041) 学生から茂木さんに英語のスピーチのリクエストでこのネタが出てきたという話なのですが、深海…

雑記

今日も忙しかったというか、まだ忙しいので書く暇もないのですが、昨日も話題に出した茂木先生の本から。 「将来の夢は公務員になること」という“堅実派”の学生が非常に多い(p.056) これは Yahoo!知恵袋を見ていても感じます。大学受験カテゴリなのに大学進…

雑記

今日は1日に紹介した茂木さんの本を読んだのだが、PostIt を貼るところまでやって力尽きた。 あの本、実は今は手元にないのだが、ざっくりでよければ、一言でいって「すぐに書いた」本だと思った。

雑記

今日は何もなし。携帯電話の充電アダプターを接続するところのフタがついに取れてしまった。バッテリーの持ちも悪いし、ついに何とかしないといけないのかもしれない。 テレビのリモコンもボタンの調子が悪くて、音量を上げるボタンは問題ないのだが、下げる…

あゝ神風特攻隊―むくわれざる青春への鎮魂

そう何度も延期していられないので紹介する。光人社NF文庫というのは先の大戦のノンフィクションの戦記物を発行しているシリーズで、「あゝ神風特攻隊」というのは、タイトルがそのまま内容を表現しているから説明も必要ないと思うのだが、最近の若い人達は…