2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧
今日は別の本を読み終わったのだが、オフィスに置いてきてしまったので、途中まで読んでいる本を紹介する。 この本は、いろんなタイプで戸籍が無い状態になるケースを紹介している。そのような人は少なくとも1万人というのが驚きだ。 日本の無戸籍者岩波新書…
ということで、一回ではとても終わらないが、とりあえず始めてみる。昨日紹介したように、これは心理学的な分析の本。とりかへばやを語るわけではなく、とりかへばやという物語を通じて、男と女とは何かということを心理学的に考察した本である。 まずはスト…
今日は並行して読んでいた何冊かの本のうち、これを読み終えた。 「とりかへばや物語」は「君の名は。」を紹介したときにもチラっと出てきたが、男と女が入れ替わる系の物語としては超古典で、さいとう ちほさんがマンガ化している。マンガは途中まで読んだ…
今日は忙しくて本を読む暇が…と書きたいところだが、今はなぜか何冊か並行して読んでいて全部中途半端だ。昨日買ったのが、中田敦彦さんの「大合格」。これは前から欲しかったのだ。だったらさっさと買えと言われそうなものだが、確かにそのとおりだ。 何か…
今日は「ころころろ」を書いてみよう。「しゃばけ」シリーズの8作目。これで繋がった【なにが】。 ちなみに、文庫本の「ころころろ」の巻末にはスペシャル対談として、萩尾望都さんとの対談が収録されている。「いっちばん」は高橋留美子さんとの対談。 この…
これ一度書いたんですよね。「しゃばけ」シリーズの7冊目。書評がpcがクラッシュして風とともに去りました。何書いたかなぁ、思い出せない程度の文章だからもったいなくもないか。 1つ目の「いっちばん」は若だんなかスリのアリバイを崩すというミステリー。…
今日は一日中何かインストールしたりアンインストールしたりの繰り返しだったような気がしてとても疲れたので本は読んでません。といいつつ、ちょっとだけ英語の勉強の本を読みました。 週刊モーニングはドラゴン桜の連載が始まりました。今度は東大に100人…
今日紹介するのは、昨日雑記で書いた「めざめれば魔女」。 朝起きたら魔女になっていました、的な話ではなくて、魔女になる儀式もなかなか大変で描写も細かいのだが、それはそうとしで、 「ソリー・カーライルは魔女なの」 (p.25) これにいきなり度肝を抜か…
今日は雪で忙しかったので本を読む暇が…といいつつ読んだのが、これ。 岩波少年文庫だし、ちゃちゃっと読めるだろうと思ったら、それが手ごわかった。なかなか進まない。とにかく書いてあることが面倒くさい。おそらく読者は少年ではなく少女を想定している…
今日は大雪警報が出ているので雑記【謎】です。明日は歯医者に予約を入れているのだけど、どうしたものか。 実は「いっちばん」の書評を一度書いているはずなのですが、どこにも見当たりません。この世からいなくなってしまいました。どこに行ってしまったの…
今日も順序を気にしないで書いちゃうけど「しゃばけ」シリーズ10作目「やなりいなり」。 やなりというのは鳴家(やなり)という妖のことだと思うが、作品中では「やなり稲荷」と表現された稲荷寿司が出てくる。ちなみに、鳴家は「しゃばけ」シリーズのレギュラ…
何か途中飛んでますけど、今日は「しゃばけ」シリーズの9作目、「ゆんでめて」から紹介する。この本は5つの短編が入っている。 1つ目は本のタイトルにもなっている「ゆんでめて」。ゆんでは「弓手」、めては「馬手」。馬に乗りながら弓を使うところを想像し…
今日も忙しかったので評する暇がありません。すみません。ちなみに「しゃばけ」のシリーズはその後「いっちばん」「ころころろ」「ゆんでみて」まで読破した。 電車の中で割と気軽に読めてしまうので読書が進むのだが、じゃあ書けるかというと、それがなかな…
今日はいろいろ疲れたのでお休みなのである。ちょっと読み始めたのが、村上春樹さんのアンダーグラウンド。 ちょっと量があるので気合を入れて読まねばなるまい。
しゃばけシリーズの6冊目。5つの短編が入ってる。 1つ目の「鬼と子鬼」は若だんなが火事で煙を吸ってしまってあの世に逝ってしまう話。ていうか実際は三途の川の手前でふらふら彷徨っている状態なので、死んだかどうか微妙だけど。 「以前来たときは、ちゃん…
昨日紹介した「文明論之概略」は読み終わりました。評するのに時間がかかりそうですが、最近、日本に来て迷惑行為をする外人が話題になっていましたが、この本に出てくるのは、 馬や車に乗って意気揚々として、人に避けて通らせるのは西洋人が多い。偶然巡査…
毎日一冊読むのもキツいので、今日はお休みです。最近何を読んでいるかというと、福澤諭吉さんの文明論之概略。 この本、先崎彰容さんが現代日本語に翻訳してくれたので、普通に読みやすいのが特徴。 格言的な言葉は無茶苦茶たくさん出てくる。例えば、 愚か…
しゃばけシリーズで5冊目。これはいいタイトルだなぁ、と一撃【違】でやられた感じ。 本のタイトルになっている「うそうそ」が何と3ページで終わってしまう。しかも意味が分からない(笑)。ウソだけど。ちゃんと最初に意味が書いてあって、「たずねまわるさま…
しゃばけシリーズの4冊目。5つの短編が入っている。 「こわい」は狐者異(こわい)の話…かと思ったのだが、長崎屋の若だんなが幼馴染の栄吉が気合を入れて作った饅頭を食べたら、思わず吐き出してしまい、 「不味かったんだっ。それで喉を通らなかったんだよっ…
この本、タイトルが「東大卒貧困ワーカー」だが、書いてあることは東大とは何の関係もない。ただ単にこの本の著者が東大卒だというだけのことである。 東大生なのに就活で全落ちしてどこも雇ってくれなくて途方に暮れるみたいな面白い話なのかと思って期待し…
時代小説。バトルシーンが満載だ。 イケメンでボンボンで若さまの新三郎は密命を受けて京都に向かうが、途中で山賊に襲われる。ヤマダチとは山賊のこと。危機一髪のところで魁という山の一族の男に助けられる。山の一族というのは解説にサンカという言葉が出…
ミステリー。この作品は、個人的にはいまいち分からないところがあって、あまり評価できない。出てくる殺人鬼にリアリティが感じられないのである。小説にリアルを求めてどうするという意見もあるかもしれないが、まあ、それはその通りだ。ちなみに、こうい…
今日は「短歌は最強アイテム」、千葉聡先生のエッセイ。本の中では「ちばさと」と呼ばれています。 岩波ジュニア新書だから、高校生あたりがターゲットでしょうね。舞台も高校です。短歌がたくさん出てくるけど、それ以外の細かいところのやりとりが面白い。…
今日は、しゃばけシリーズの3作目、「ねこのばば」。ネコババって言いますな。この文庫本には、5つの短編が入っている。 「茶巾たまご」は犯人の言い訳が面白い。何故殺したかと問い詰めると必要だから殺したというのだが、じゃあ他人がお前を殺そうとしても…
しゃばけシリーズ第2作。6つの短編が入っている。どれもいい感じなのだが、今回はその中から一番気に入っている「空のビードロ」を紹介したい。 松之助は桶屋の奉公人である。このシリーズの主人公、一太郎の兄だ。 東屋では奉公人の飯は、二杯までと決めら…
今日は書くことがないので、おやすみということで。チラっと読んだのが零戦の本。そのうち紹介できると思う。
「しゃばけ」は娑婆気だと巻頭に書いてあるし、変換したら一発で出てきたからそういう言葉があるらしいが知らなかった。不勉強も甚だしい。これはもう広辞苑を一度、読みきるしかないかとか思っているのだが、シリーズの最初の作品がこの「しゃばけ」である…
今日は時代小説、池波正太郎さんの「仇討ち」なのだが、私が読んだのは昭和五十二年発行の文庫本の初版。Amazon で調べると 2007年に発行されている文庫本もある。 収録作品は確認していないのだが、もしかすると違っているかもしれない。 8つの作品が入った…
ミステリーというと犯人探しのイメージだが、この話はいきなり容疑者が逮捕されるところから始まる。 「葉山秀弘。実母、葉山直子の殺害容疑で逮捕する。二月七日午後四時二十三分」 (p.8) 殺人事件である。後でもう1人、七という被害者が出てきて、秀弘は再…
今日は本棚に入っていた、昔読んだマンガから2冊、何となく手にとったものを紹介します。手塚治虫さんの作品です。 「空気の底」は短編集ですが、この中の「野郎と断崖」は小学生か中学生の頃に読んだときの印象が強烈でよく覚えています。文庫本は1995年発…