Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

悲業伝

順序が前後したけど、四国編の真ん中がこの悲業伝。地球撲滅軍の氷上竝生と左右左危のおばさん二人がさりげに活躍する。内容は面白いけど、アニメにしたらヴィジュアルがどうなんだろ的な。 もう一人この巻でメインを張っているのが手袋ちゃん。おどおどした…

明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。

目の前で女子高生が交通事故で死ぬところからストーリーが始まる。 お前の寿命の半分で、彼女を助けてやろうか(p.11) 黒いローブを纏った不気味な人影にそういわれて、やってみろよと言ってしまった。次の朝、目が覚めると1日分の記憶が飛んでいる。主人公の…

非録伝

シリーズ6冊目。気が付けば深夜アニメの定番パターンみたいに1人の男に少女(以外もいるけど)が群がっているのが微妙にありきたりなシナリオで気軽に感動してはならないような抵抗感まで芽生える気がしてきたが、何はともあれこれで四国編は完結した。各話冒…

電波オデッセイ 1

ある意味無茶苦茶なマンガばかり描いている永野のりこさんの問題作というかある意味スゴいところに踏み込んで引き返せなくなってしまったような作品。1巻は若山牧水の有名な歌が出てくる。最初はこんなの。 「白い鳥がぁー青い空と青い海のーあいだでウイち…

悲報伝

西尾維新さんの、悲○伝というタイトルの付いた伝説シリーズの4巻。表紙には 十三歳の英雄・空々空と謎の幼児・酒々井かんづめは、少女たちの戦争を潜り抜け、死地を脱出できるのか。 なんて書いてあるけど、この物語は水戸黄門と同じだから勝つに決まってい…

眠れ、蒼く深き海の底

元宮ことはさんの「幻獣降臨譚」シリーズ、13冊目。本当は1冊目から紹介したいのだけど、今ココなので背景だけ紹介しておくと、ファンタジー系のラノベ。いわゆる剣と魔法の物語。アリアという少女がとんでもないドラゴンを召喚して大騒ぎというストーリー。…

オズの魔法使い

名前位は誰でも知っている超有名な児童文学なのに、実は私はつい最近、初めて全訳を読んだのだ。ということで、こんなに有名だとストーリーを説明しても意味がなさそうだから、出てくるキャラクターの話をしたい。この物語には、主人公のドロシーと飼い犬の…

コンビニ人間

コンビニは最近少し行かなくなったような気がする。とは言っても毎日行っている。昔は朝昼晩行ってたのだ。最近、値札が間違っていたので店員さんに指摘したこともあった。毎日行ってるとコンビニの店員さんの顔も覚えてしまう。 しかしこの小説に出てくるの…