Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

雑記

今日はちょっと疲れたのでパス。今読んでいるのはコレ。 歌を一つ紹介 身を捨つる 人はまことに 捨つるかは 捨てぬ人こそ 捨つるなりけれ(p.379) この本、p.379でまだ半分位なんですよ。先は長い。 西行花伝新潮文庫辻 邦生 著ISBN: 978-4101068107

雑記

今日は休日なのでお休みということで、とりあえず最近読んだ本をちらっと紹介します。 既に解けている歴史的な難問を集めたものです。例えばこんな問題。 i^i の値は?(p.185) アイアイでおさるさん、じゃないですね。iのi乗です。i は虚数単位、2乗したら -1…

終物語 (下)

中巻に突っ込んでしまったのだから、当然下の方にも手を出さなければなるまい。今月中に終わらせたいし、ということで終物語(下)だけど、ストーリー的にはいまいち盛り上がらない感じなのでざっくりパスして名言的なのをいくつか評して終わらせたい。 とはい…

みちのきち 私の一冊

書名に「みちのきち」と付いているのだが、どういう意味だろうか。私は最初これを「未知の既知」と読んだ。本というのは既知のデータである。しかしそれを読む人にとっては、読む前は未知である。読んで未知を既知にしよう、そのような意味ではないだろうか…

終物語 中

仕方ないので【謎】流れ的に今日は「中」を突っ込むことにする。 この話は、猫物語で白虎が出てくる裏で阿良々木が何してたかのネタバレ小説だ。神原と一緒に神原を行動するというのは猫物語にも話が出て来たような気がするが、廃塾の跡に呼び出したときに、…

雑記

今日はいろいろコードを書いたりしたので本を読む暇は…ていうか雨で水濡れの本を作ってしまってかなりがっかりしている。 ということで、何となく紹介したいのは、ここではまだ出してなかったかな、月刊誌の「家主と地主」。 ネーミングからしてキャッチーで…

終物語(上)

昨日読んだというのは、終物語の中・下の2巻。上だけ以前読んでいて、なぜか中・下は未読だったのである。今日は「上」を紹介する。 この本の主人公は、もちろん半吸血鬼の阿良々木だが、もう一人中心人物として出てくるのが老倉さん、いろいろもつれた感じ…

雑記

今日はいろいろやることがあって、銀行に行ったり、散髪に行ったりで、本を読む暇もなかったはずなのだが、実は2冊読んでるというのはおいといて、山田風太郎さんの「戦中派焼け跡日記」をちょろちょろと読み進めているので、そこから1つ紹介したい。 激変の…

ことばの国

基本的に言葉遊びのエッセイ的な小話を集めた本。いろいろおこだわりするネタが集まっている。最後の方に出てくる敵性語ネタの「言葉の戦争」のグダグダぶりは圧巻だが面倒すぎて引用する気になれない(笑)。 言葉遊びというのは、例えば「手垢のついた言いま…

向日葵の咲かない夏

ミステリです。解説の千街晶之さんは「好き嫌いの分かれる小説」と評していますが、同感です。しかも私は好きでもないし嫌いでもない派であります。 主人公のミチオは小学4年生。友人のS君に夏休みのプリントを届けに行くのですが、S君の家に行ったら、S君は…

さがしもの

「さがしもの」を読み終わった。先日紹介したように、本が出てくる本。短編が9作入っている。メディアファクトリーから出ていた「この本が、世界に存在することに」を改題した、と巻末に但し書きが付いている。 最初の話「旅する本」は、古本屋に売った本が…

雑記

今日もまとめるヒマがないので、「学生時代に何を学ぶべきか」から、白石冬美さんの「好きなことをみつけるために」に出てくる文を紹介。 本を読んで下さい。いっぱい読んで下さい。本は魔法の絨毯です(p.74) 本を読みなさいとアドバイスする人は結構いる。…

学生時代に何を学ぶべきか

今日もグダグダなのでパスしたいのだが、昨日ちょろっと出してみたアレからいくつか紹介してお茶を濁しておきたい。 この本は、いろんな人が学生時代はああだこうだと意見を寄せていく感じの構成になっている。 まず、学生時代に何をすべきかについて、 学生…

雑記

今日も風邪らしいのでパスします。ちなみに、今日ちょっと読み直していたのが「学生時代に何を学ぶべきか」で、この本の中に、大学に何を学ぶかというテーマでいいことが書いてあった記憶があるのだが、それがどこに書いてあるのか分らなくなったのです。3度…

雑記

何か調子がいまいちだけど、そんなことは言ってられない。てなわけで本を読むヒマがないと言いたいところだが、今日読んでたのは、角田光代さんの「さがしもの」 これはそのうち評を書きたい。ざっくりいえば、本が出てくる本。あと、図書館から「戦中派焼け…

技術の街道をゆく

技術者という言葉がある。技術をベースに生業としている人達のことだ。では技術というのは何だろうか。そして、それはどうあるべきか。技術者はどうあるべきか。そこまで深く踏み込んで書かれた一冊である。著者は謙遜したのか、このように書いている。 本書…

雑記

今日は特になし。最近何度か「なれる! SE」の話をちょこまかと書いているのだが、このラノベ、バラバラで読み始めたから何巻を読んだのか分らなくなっている。とりあえず確実に読んだのが1、2、3、4、6、9、10、12巻だということは分った。

知的戦闘力を高める 独学の技法 (7)

少し間があいてしまったが、「独学の技法」の続きである。前回は、創造性に関しての話だった。 ジョブズは、創造というものが「新しい何かを生み出すこと」ではなく、「新しい組み合わせを作ること」でしかないと指摘しています。 (p.191) 一から何かを創造…

雑記

今日は本どころではなかったのだが、電車の中で以前読んだこの本を読んでいた。ただし斜め読みだが。 この種の本を読んでいると、目的の駅で降りるのを忘れてしまうことがあるので怖い。 実践 機械学習システムWilli Richert 著Luis Pedro Coelho 著斎藤 康…

女子大生会計士の事件簿

今日の本は「女子大生会計士の事件簿」です。これ何巻まで出てるのかな、と思って調べたが、6巻らしいです。 〈監査一般基準・八――監査人は、仕事中に酒を飲んではならない〉って条文を専門学校で習わなかったの!?(p.19) 主人公の会計士、藤原萌実のセリフな…

化石少女

今日は推理小説、といってもラノベ的な感じもするのだが、化石少女。 文庫本も出ているが、今回は単行本のページ数になっている。主人公は高校2年生の神舞まりあ。名前はカンブリア紀から取ったのだろう。コンビを組むのが桑島彰。この名前は? まあいいや。…

雑記

今日はちょっと体調悪いのでパスいたします。最近読んだ本を一冊。 内容ですが、日本サイコー…というわけではありませんが、そう外してもいないかもです。 日本再興戦略落合 陽一 著幻冬舎ISBN: 978-4344032170

28才大学生

どこかで紹介したような記憶もあるのだが、検索しても出てこないので書いてみる。 ノンフィクション。著者のこすげまさゆきさんが28才で大学に入り、新卒で就活するまでの話。マンガ形式なので5分で読める。その歳で会社辞めて大学に入るというところで既に…

一流の頭脳

今日は先日ちらっと紹介していた「一流の頭脳」 読んでみて、結局この本は「運動すれば脳が活性化する」ということが書かれている、それだけの本だった(笑)。以上、で閉めてしまってもいいのだが、具体的にいくつか紹介してみると、 運動によって選択的注意…

ナイン・ストーリーズ

ちょっとトラブルがありまして、ハッと気付いたらこんな時間だ。ということで【なにが】、今日は J.D.サリンジャーさんの、ナイン・ストーリーズ。 何かのビデオに出てきたという話を書いたけど、KANA-BOON さんの「桜の詩」という歌だった。この本にはタイ…

雑記

今日は忙しかったが移動中にサリンジャーさんの「ナイン・ストーリーズ」を読んでいた。最近、何かの歌のビデオにこの本が出てきたような気がしたのだが、何だっけ? と書きつつ、紹介するのは全然違う本。マンガ。 スウェーデン出身ということで、文化の違い…

雑記

今日は書店にいって何冊かパラパラとネタに使えそうな本を物色してみたのだが、この本はどうだろう。「一流の頭脳」。 ストレスを解消する方法とか、やる気の出し方とか、暗記力の高め方とか、なかなか面白そうな感じがした。知恵袋でブツブツ言っている受験…

日本政治思想史研究

何故こんな本を今更読んでいるのかというと、「夜は短し歩けよ乙女」の中でコムズカシイ本の例として出てきたからなのだが、「日本政治思想史研究」を読み終わった。どんな本かというと、 本書は私が大学卒業後、東大法学部研究室で日本の政治思想史の勉強を…

雑記

東京では桜の花も散ってきたが、 願はくは 花のしたにて 春死なん そのきさらぎの 望月の頃(p.706) とても有名な歌なので説明しないが、この歌がちょろっと出てきた小説があったのだが、思い出せない。影武者徳川家康だったかな。 ところで引用したこの本、…

人間臨終図巻

今日は先日「戦中派闇市日記」でちょっとだけ紹介した、山田風太郎さんの「人間臨終図巻」を紹介したい。文庫本で2巻の構成だが、私は第1巻して持っていない。第1巻には十代から四十代で死んだ人々が紹介されている。 若くして亡くなった人は特に悲惨な感じ…