Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

雑記

今日は休日なのでお休みということで、とりあえず最近読んだ本をちらっと紹介します。

既に解けている歴史的な難問を集めたものです。例えばこんな問題。

i^i の値は?
(p.185)

アイアイでおさるさん、じゃないですね。iのi乗です。i は虚数単位、2乗したら -1 になる、というのは高校で習いますが、

i^2 = -1

なら、

(-i)^2 = -1

になるので、i の値は2つあるのですか、というような質問を最近 Yahoo! 知恵袋で見ました。

iは実数ではありませんが、i^2 は -1 という実数になります。i^i も実は実数になる、という解説がこの本に出ていますが、その値が無限にあるというのは直感的にはなかなか難しいものだと思いますね。

 

数学〈超絶〉難問
小野田 博一 著
日本実業出版社
ISBN: 978-4534051875