Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

雑記

相変わらず「レヴィナスと愛の現象学」を読んでいます。今日はボーヴォワールが出てくるあたりまで読みました。 その少し前のところでデリダが ある本が女性によって書かれることが原理的に不可能であるというのは、形而上学的エクリチュールの歴史において…

星影の娘と真紅の帝国(上)

今日は、この本を。 22日に紹介した「煙と骨の魔法少女」の続編になります。前作では、キメラのカルーが天使のアキヴァに、仲間は殺したと教えられたところで終わっていましたが、 二日前、カルーはアキヴァをモロッコに残して去っていった。アキヴァは別れ…

雑記

今日もドタバタだったのですが、電車の中で少しレヴィナスを読みました。こういう本を読むといろいろ反論したくなるのでいけません。まとめるのも大変だし。まあでも面白い本ではあります。

雑記

今日はまた頭が痛いので寝ます(笑)。その前に、電車でちょっと読み始めた本を。とはいっても零戦の本がまだ読み終わっていないのですが。 気になった文を紹介してみます。 私たちが学校に行くのは、「適切な質問をすると、自分ひとりでは達しえない答のあり…

空の都の神々は

今日もドタバタ、ていうか東京と大阪を往復しています。それで新幹線で一冊読んでしまいました。 空中都市で神様と人間が共存する、という独特の世界の中、グダグダの権力争いに主人公のイェイナが巻き込まれていきます。イェイナは19歳の女性ですが、結構危…

雑記

今日もドタバタしたのでアレですが、ちょっと本を読みました。 何で今頃という感じもしますが、最近、疲れたときはこういう本を読むと癒されるのです。何か頭の中で壊れているのかもしれませんが。ちなみに、こういう本は図書館でたまたま手にして借りてしま…

ハイデガー入門

先日、出版社が分からなくなったので調べると宣言していた「ハイデガー入門」ですが、講談社学術文庫であることが確認できました。ハイデガーといえば「実存」なのですが、実存とは何だろう。 それから「存在的優位」とは、やはり「存在問題」を論究するにあ…

雑記

今日もグダグダが続いているため雑記です。読んでいるのはちょっとした隙間時間に零戦開発物語、やっと零戦が登場したあたりの所ですが、その少し前に面白い記述がありました。昭和13年8月というから、日中戦争でまさにグダグダになっている頃の話です。著者…

雑記

今日もグダグダなので書くパワーが残っていません。図書館で予約した本を受け取る予定でしたが間に合わないし、フンガー蹴ったり【謎】です。 先日ちょろっと名前を出した、零戦開発物語、もう少し読みましたが、著者の小福田さん、海面に不時着の経験まであ…

煙と骨の魔法少女

ファンタジーです。とはいっても指輪物語のような異世界べったりのストーリーではなく、舞台になっている片側の世界は今時のプラハです。プラハは知らないのですが、日本でいえばどこに似ているのでしょうか。 プラハの通りは幻想的だ。二十一世紀には手をつ…

雑記

今日はもう疲れたので雑記【謎】です。本は少し読んだのですが、そろそろ「からくり民主主義」を何とかしたいですね。例えば普天間基地の問題、この本によれば、普天間の、 市街地ができたのは基地が建設された後である。(p.152) 街の近く基地が出来たのでは…

みんな彗星を見ていた 私的キリシタン探訪記 (4)

今日で「みんな彗星を見ていた」は最後になります。日本のキリシタン迫害は、江戸時代だけの話ではないそうです。 明治に入ってもなおも続いた迫害は広く知られているとはいいがたい。 (p.277) 郡崩れの話は先日紹介しましたが、その後の迫害については文献…

雑記

今日は今まで読んだことのある本をちょっと読み直したりしていましたが、この本は中途半端、まだ読破していません。 著者の小福田さんは戦闘機のパイロットだった人で、そのあたりの描写はなかなかリアルです。 零戦開発物語―日本海軍戦闘機全機種の生涯小福…

みんな彗星を見ていた 私的キリシタン探訪記 (3)

今日も「みんな彗星を見ていた」から紹介します。前回、キリシタンがなぜ迫害されたか、寺院を焼き討ちにしたという話を紹介しましたが、もっと恐怖を感じさせたのは信者達の妄信的な行動だったようです。 「日本は神国・仏国にして神を尊び仏を敬ひ、仁義の…

雑記

今日はとてもドタバタしたので本どころではなかったです。唯一ちょっと読んだのは 「Python チュートリアル」ですけど、確認のためなので、本を読んだという感じではないです。 何か出せるものはないかと、書きかけの原稿を眺めていたら、ハイデガー入門とい…

みんな彗星を見ていた 私的キリシタン探訪記 (2)

今日も風邪が治ってくれないのですが、ちょっと頑張って「みんな彗星をみていた」の続きを書いてみます。前回はリュートの話で「つづく」になってしまいましたが、一つ書き残していたのが、リュートの記法にはイタリア式、フランス式、ドイツ式など、国別に…

雑記

今日もまだまだ風邪が抜けないのでパスします。咳はかなりおさまってきた感じです。 図書館のサイトがリニューアルということで、今日から新デザインのページになっていました。いきなり「エラーが発生しました」と表示されていたのはご愛敬なのです。 error

雑記

今日は本格的に風邪なのでお休みです。 何も書かないのもアレなので、バカの壁で紹介されていた「からくり民主主義」の、富士の樹海で首を吊ろうとしたら枝が折れた、びっくりして死ぬかと思った、という話。あの後に、さらに豪快な話ということで出てくる話…

雑記

今日は風邪でお休みです。先日ちょっとだけ紹介した「からくり民主主義」をやっと読破しました。バカの壁で紹介されていた富士の樹海の話は最後に出てくるのですね。なかなか奥の深い世界があるようです。

みんな彗星を見ていた

何度か紹介していましたが、今日は星野博美さんの「みんな彗星を見ていた」。キリシタンとリュートの話です。彗星が何故出てくるかというと、不吉の象徴ということのようですが、巻末の解説のところにはユングの話もチラっと出てきます。 前半によく出てくる…

雑記

今日も電車で少し本を読みましたが、立ちながらだとなかなか厳しいものがあります。それでも読んでしまうのですが。座って読むとピントの合い方が全然違うので、立っているときによく読めるなと思います。もしかしたら心眼で読んでいるのかもしれません。

砂漠の惑星

雑記が続いているので一冊紹介します。で、唐突に出てくるのが、スタニスワフ・レムさんの「砂漠の惑星」、SFです。 ネタバレでいきなり書いてしまうと、砂漠の惑星に降りると地上を支配していたのは機械だった、という話です。次のような説明が出てきます。…

雑記

今日も「みんな彗星を見ていた」、およそ370ページあたりまで読みました。この本は500ページ程度あるので、3/4 あたりですかね。それにしても読めば読むほどなかなか深い内容で、これはこれで紹介するのがただごとではないような気がしてきます。 例えば、キ…

雑記

今日は「みんな彗星を見ていた」を半分あたりまで読み進めました。 この本、昨日はキリシタンのことが書いてあると紹介しましたが、もちろんキリシタンもたくさん出てきますし、あまり教科書には出てこないような殉教者の話もありますが、同時に四苦八苦する…

雑記

今日は電車の中で少し読みました。星野博美さんの「みんな彗星を見ていた」です。 彗星の本ではなくて、江戸時代前後のキリシタンと、リュートの話です。何でリュートが、というところが微妙で面白いわけです。 みんな彗星を見ていた 私的キリシタン探訪記文…

生命の泉

ハヤカワFTなのでジャンルとしてはファンタジーですが、どちらかというとオカルトっぽい感じの内容です。タイトルは最初「幻影の航海」でしたが、後に「生命の泉」と改題されました。「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の原作です。ただし、ストーリ…

雑記

今日は「バカの壁」に紹介されていた「からくり民主主義」を少し読みました。 ちょうど諫早湾干拓の問題のところを読んでいるのですが、干拓でノリが不作になったという話について、 関係者によると、佐賀中西部などは堤防閉め切り後、以前よりもノリの出来…

雑記

今日は少しだけ本を読んだのですが、三が日が過ぎたらもういきなり忙しいのでパスします。 しかし一冊、読みたい本が見当たらないんですよね。図書館も臨時休館しているし、困ったものです。

恋は雨上がりのように (2)~(10)

今日も「恋は雨上がりのように」ですが、ストーリーを紹介してもアレなので、印象に残ったセリフをいくつか紹介してみます。 まずは店長のセリフから。 国語は算数と違って 答えがないって よく言われるけど、 それは問題が悪いんだよ。 正しい問題は、 ちゃ…

恋は雨上がりのように 1

今日紹介するのはコミックで「恋は雨上がりのように」。2018年に実写映画化されました。その前にアニメ化もされています。ストーリーは今更紹介するのも何ですが、例によって超概要を書いておくと、ケガをした陸上部の女子高校生が走るようになる話です。 主…