Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

雑記

今日は楽譜の対応ということで雑記にします。

昨日紹介した第2番第1楽章です。

第1主題は1~2小節の高音部です。最初に浮かんだのはこのメロディで、その後8小節までがワンフレーズですが、この段階でもう作曲者本人がコードを把握していません。

17小節からが第2主題です。ここはスクラッチのメロディを集めたファイルから引っ張ってきてつなげています、1番目と2番目のメロディが混ざって3番目のメロディになる、というアイデアですが、実際に混ぜるとわけがわからなくなりました。後半で再現する時にもっと分からなくなります。

33小節から第3主題で、これを思いつくまでに2週間ほどかかったと思います。時間的に間があいたので雰囲気が違っています。何となく似た曲があるような気がしますが思い出せません。

この部分は少しテンポが速くなっていますが、テンポの調整も最後まで速くしたり遅くしたりで悩んでいます。ちなみに曲を作るとき、最初は全部同じテンポで強弱・高さを調整して作ってから、最後にテンポを修正しています。

その後、第1主題を再現して時間稼ぎ(笑)をして、66小節からが後半です。

ここからは、前回書いた「和音を分散させる」という技を使って主題を展開しています。高音部は2つのメロディが並行することになり、それぞれがラインを作るように調整するのが難しい、ていうか何か失敗しているような気がします。このあたりは実際に演奏できるかどうか分からないし、弾けるような気がしません。

分散とはどんな感じなのか、79小節から続くところが分かりやすいと思うのですが、完全に平行して音をずらしていく箇所と、片方は同じ高さで固定する箇所があります。79小節の前半は高い方のFは固定で、下の方を動かして、後半は高低どちらも下降させています。どこを止めてどこを動かすかで最後の最後までジタバタしました。音楽理論を知らないので理解していないのですが、固定した方がインパクトはあるような気がします。

ちなみにこの曲で特に気に入っているのが78小節前半と86小節前半にちょろっと出てくる高音のメロディです。それぞれあえて合わせずに変えていますが、これしかないという感じで一発録り、一切修正していません。このようなピンポイントがそれぞれの曲にあります。

90小節から第4主題です。この主題も展開しないとダサダサだと思うのですが、まあうまくごまかせたのではないかと。98小節あたりは97小節でうっかり転調してしまったので強引に元に戻した感じです。実はこのあたり、101小節後半のC7から逆方向に前の小節に向かって作ってつなげていますが、そんな作り方をしていいのでしょうか。