Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

雑記

今日は眠すぎるので雑記にします。

昨日の睡眠リズムが乱れたのが原因ではないかと思うのですが、深夜に目が覚めて一瞬猛烈に眠くなったのでそこで寝ようしたのがタイミングの逃して目が覚めてしまうという無計画なことをやっています。土日の前は油断しがちです。

昨日はアルゴリズムの本を話題にしていますが、今日は「アルゴリズムC」。

この本、1~3巻のはずなのですが、手元にあるはずの 1、2巻がどこに行ったのか見当たりません。探索中です。アルゴリズムがいまいちで探索効率が上がりません。

この種の本にはいろいろ面白い話が出てくるので面白い【謎】です。例えば行列の算術演算のところの、N×N行列の乗算の話。

結果の行列のN^2個の要素はそれぞれN回の乗算で求まるので、2つのN×Nの行列の積を計算するにはおよそN^3回の操作が必要となる。
(3巻、p.133)

右肩に数字を付けるのが面倒なのでNの2乗をN^2と表現しました。原文では2はNの右肩に付いています。ところで、およそって何? (笑) 実は、

2つのN×Nの行列の積は約N^2.81回の乗算でえられる。
(3巻、p.133)

この後、実際は工夫したアルゴリズムより普通に計算した方が速いことが多いみたいな話の流れになっているのがまた面白いです。

 

アルゴリズムC〈第3巻〉グラフ・数理・トピックス
R. セジウィック
Robert Sedgewick 原著
野下 浩平 翻訳
佐藤 創 翻訳
星 守 翻訳
田口 東 翻訳
近代科学社
ISBN: 978-4764902572