Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

はじめての法律学 -- HとJの物語

今日の本は「はじめての法律学 -- HとJの物語」。

法律学入門の本です。

Hは大学生で、信号無視をしたために青信号を横断中のJを轢き逃げして、後日逮捕されます。Jは意識不明の重体になり、植物人間となってしまいます。最後は J の母親が安楽死させる決意をします。このストーリーの流れに沿った法律が次々と紹介されていく、という形式になっています。

全体は「刑法の基礎」「刑事訴訟法の基礎」「民法 不法行為法の基礎」「民法 契約法の基礎」「民法 家族法の基礎」「憲法 統治機構の基礎」「憲法 基本的人権の基礎」の7つのパートに分かれていて、法律の基本用語の解説、考え方をざっと理解するには読み易い一冊です。


はじめての法律学 -- HとJの物語 第6版
松井 茂記 著
松宮 孝明 著
曽野 裕夫 著
有斐閣アルマ
ISBN: 978-4641221604