今日は八宝菜を買ったので雑記にします。
なぜ八宝菜なのかというと、朝のテレビのラッキーメニューになっていたからですが、他の人も買っていたのでもしかすると、朝のテレビの経済効果って尋常ではない?
八宝菜の八は「たくさん」で、必ず8種類入っているわけではないようですが、基本具材として何が入っているのでしょうね? うずらの卵は欠かせないと思いますが。エビとイカも。タケノコも。
今日は明日歯医者に行く予定なので雑記にします。
歯医者は昔渋谷で仕事をしていた頃に通っていたので渋谷にあるのですが、今は渋谷には歯医者以外に行くことがないので、今のオフィスか自宅の近くに変えたいのですが、変えるとなるとどこの歯医者がいいのかよく分からない、という壁があってこれが越えられません。
渋谷の歯医者の前は五反田の歯医者に通っていたので、その時はどういうタイミングで変えたのか覚えていませんが、おそらく虫歯か親知らずが我慢の限界を超えて、とにかく近くにあった歯医者に行った、というような経緯だったのではないかと想像します。
今はクリーニングということで毎月1度の頻度で歯医者に行くのですが、毎回渋谷が激変しているので戸惑うのが案外面白いです。
今日は残業感謝の日【違】なので雑記にします。
昨日が「いい夫婦の日」だったそうで、今日は「いい夫妻の日」らしいのですが、「いいふさい」と言われたらどうしても「いい負債」のイメージしか出てきません。何がいいのかという気もしますが。
「いい兄さんの日」、というのはないのでしょうか。「いい爺さん」もいい感じがします。「いいプーさん」の日、というのは流石に。
プーさんといえばフィギュアスケートの羽生選手が滑るとプーさんが飛びまくるという名物シーンがありましたが、コロナ流行後、感染防止対策として投げ込みが禁止されているのが残念です。フィギュアは演技を観戦するものでプーさんを見るものではない、というのは分かっているのですが。
今日の本は「ようこそ実力至上主義の教室へ5」です。
今回は体育祭。定期的なイベントですが、ペナルティとか特別報酬があるのは特別試験とあまり変わりません。1、2位を取った生徒は定期試験の得点に加点してもらえるボーナスがあるので、体力自慢の生徒が頑張ります。須藤の見せ場的な回で、実際活躍しますが、キャラとしては、堀北と龍園のバトル色が濃いです。
この体育祭は、二人三脚など、複数の競技者がいないと成立しない競技に1人でも欠席すれば、そのグループは失格扱いとなります。
重要な会議の日に熱を出したからと言って簡単に休めるものではない。死に者狂いで平静を装うことも必要になる
(p.32)
まあそうなんですけど、現実的には薬で何とか誤魔化すというのが一番ありがちです。なお、体育祭はポイントを使って代役を立てることが可能で、何でもポイントで買えるこの高校らしい話です。
今回は悪役キャラの龍園がいろいろ策を立てて堀北が全部ハマっていくシナリオ。龍園のパターンは常軌を逸しているため、対応できません。
普通作戦や秘策を思いついた時、人は極力相手に悟られないようにするものだ。
(p.86)
龍園の行動パターンはそれすらしていない、という話です。あまりにもあからさまだと、かえって信用されない、という性質を利用しているのでしょうか。
無人島サバイバルでは完全にやられた龍園ですが、今回は堀北もどこか抜けているところがあるので、なかなかいいバトルになります。堀北は個人能力は高いのですが、集団行動が苦手。二人三脚もうまく走れない。それを見た綾小路は、チームプレイの重要なポイントを堀北に説教しています。
大切なことは相手を見ること。相手に主導権を与えることなんじゃないのか?
(p.103)
綾小路は相手に主導権を与えて実は踊らせてしまう、というトリッキーな技が得意です。超人的な洞察力がそれを可能にしているのですが、そういえば、高校生の平均握力はどうよと須藤に聞いて、言われたことを綾小路が真に受けるシーンがあります。これがデタラメだったので変なことになりますが、
あいつがそんなことをいちいち知っているはずもないか。
(p.77)
なぜそれを実行前に推測しないのか、わけがわかりません。こいつは洞察力があるのだかないのだか…
今日の一言は堀北の言葉。
自分が小さい人間だと言える人間は小さくない。
(p.18)
ようこそ実力至上主義の教室へ5
衣笠彰梧 著
トモセ シュンサク イラスト
MF文庫J
ISBN: 978-4040690179
今日の本は「ようこそ実力至上主義の教室へ4」です。
今回も特別試験ですが、ちょっとルールが分かりにくいです。
A~Dの4クラスから各3~4名が参加して十数名のグループを作ります。この中に一人だけ優待者がいて、それが誰かを当てる、というのがミッション。推理に使える時間は4日間。その後、解答タイムになって、誰が優待者かを全員がメールで解答します。
と説明してみると簡単な気がしてきますが、いろいろ端折っています。というのはサラっと流しておいて、まず、解答タイムの結果が2通りあります。
結果1・グループ内で優待者及び優待者の所属するクラスメイトを除く全員の解答が正解していた場合、グループ全員にプライベートポイントを支給する。
(p.54)
プライベートポイントというのは、この学園内の施設で使える電子マネー。1ポイントは1円に相当します。結果1は要するに全員正解した場合です。優待者には100万プライベートポイント、それ以外の生徒全員に50万プライベートポイントが支給されます。50万円相当ですから、結構デカいです。
結果2・優待者及び所属するクラスメイトを除く全員の答えで、一人でも未回答や不正解があった場合、優待者には50万プライベートポイントを支給する。
(p.54)
結果2は優待者を当てられない生徒がいた場合です。優待者だけが50万プライベートポイントをもらえて、他の生徒は何ももらえません。
問題はこの先です。
この特別試験は、解答タイム前に優待者が誰なのかを抜け駆けでメールで解答することができます。それが当たった場合が結果3で、抜け駆けした正解者にはプライベートポイントを50万ポイント支給されます。さらに、正解者のクラスにはクラスポイントが50ポイント支給されます。優待者を見抜かれたクラスはマイナス50クラスポイントのペナルティを受けます。
クラスポイントというのは各クラスに与えられたポイントで、各クラスを総合的に評価した得点です。生徒には毎月、クラスポイントの100倍のプライベートポイントが支給されます。入学時のクラスポイントは1000ですが、これがクラスの評価で変動して毎月の支給額も変化するわけです。
クラスポイントが50増えると、毎月の支給ポイントが5000増えます。結果は正解したグループ以外の生徒にも適用されるので、地味に大きいです。ということは、優待者が誰なのか分かった時点で抜け駆けすれば、自分のクラスに貢献できるわけです。さらに、優待者のいるクラスのクラスポイントは減らせるので、クラス間の競争としても有利ということになります。
では抜け駆けして外したらどうなるか。というのが結果4で、優待者以外のクラスの人が試験途中で優待者を外した場合。優待者にはプライベートポイントを50万ポイント、優待者のクラスにはクラスポイントが50ポイント支給されます。間違えた生徒のクラスはマイナス50クラスポイントのペナルティを受けます。当てたときの逆ですね。
結果3と結果4は一発勝負で、最初に解答した人が当てても外しても、そこで試験終了となります。ということで今回も勝手に動くのが高円寺。
嘘つきを見つける簡単なクイズさ
(p.153)
相談もしないでいきなり優待者をメール送信して、初日に参加グループの試験を終わらせてしまいます。
理想としては全員が50万ポイントもらえる結果1を狙いたいのですが、解答タイム以前に優待者がバレたら裏切られて結果3を狙う人が出てくるかもしれない、ていうか絶対に出る。ということで優待者をいかに伏せておくかというバトルになるわけです。
今回は龍園の存在感が相変わらずデカいのと、軽井沢さんの過去が暴かれるという展開もあって、この後のストーリーへの伏線満載という重要な回になっています。
ということで、今日の一言は、一言じゃないのですが。
「人間を見る時、人はまず外見から情報を得る。(略)そして次に、会話や行動でその人間の内面を量ろうとする。(略)
「だがそれも外見と同じ表面的なものでしかない。本当の考え方なんてものはすぐに見えてこない。」
(p.166)
面接した程度では人は判断できない、ってことですね。
ようこそ実力至上主義の教室へ4
衣笠彰梧 著
トモセ シュンサク イラスト
MF文庫J
ISBN: 978-4040683386