Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

妖怪人間ベム

今日はとりあえず見終わったので、アニメ「妖怪人間ベム」を紹介しておきます。

Amazon の DVD へのリンクを貼っておきますが、レビューにあるように修正版のようです。ていうか言葉狩り版だという人もいますが、指が3本なのがよくないとか、訳がわかりません。猫耳はいいけど指3本は販売できないというのは、誰が決めているのでしょうか。

ストーリーは基本的に、悪い怪物や妖怪が出てきて、妖怪人間のベム、ベラ、ベロが退治します。しかし人間は受け入れてくれないので町を出ていく、というパターンの繰り返しです。

出てくるゲストの子供が簡単に子供のベロと仲良しになるのもパターンです。壁をすり抜けてベロが部屋に入ってきても平気で仲良くなってしまうのですが、フィクションといえばそれまでですが、普通有り得ないような状況(笑)。

そういえば妖怪人間って普段は何を食べているのでしょう。ていうかお金はどうやって入手しているのか、細かいどうでもいいところが気になります。

黄金バットはナゾーという敵がいますが、妖怪人間ベムには永遠のライバルというか宿敵のような固定された敵は出てきません。しいて言うなら人間全般が敵ですが、妖怪人間の3人はその人間の味方をするというねじれた構図になっています。教訓的といえばそうなのかな、という所もありますが、これが当時流行したというのはリアルに体験しているはずなのに何だかよく分かりません。

1967年の作品。オープニング曲のキャッチーさが半端ないです。こういうストーリーは最後に人間になってめでたし、で終わりそうなものですが、そうは問屋が卸さないというのもインパクトがあります。