Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

娘の友達(3)~(7)

今日はコミックで、「娘の友達」を紹介します。2巻までを2019年に紹介しますが、既に完結しています。

前回の紹介では「これから面白くなりそう」と評しましたが、その後のドロドロっぷりは、面白いといえばある意味面白いです。ただ、このマンガは援交系のストーリーになるのかなと思ったら全然違う方向に行ったのかな、というのは意外なところです。そういうのは本能なので理性で対応したらストレスが溜まって逆に変なことになりそうなのですが。

やってないのにやったことにされてしまう、というパターンは「流浪の月」を思い出します。普通、やってないことをやったと言われたら反論すると思うのですが、反論するのも面倒で被害者なのに加害者扱いされてしまう、というのは現実的はどうなのでしょうか。個人的には経験アリなので諦めでもないが戦いたくなもいという気持ちは分かるような気がします。


娘の友達(3)~(7)
萩原 あさ美 著
モーニング KC
ISBN: 978-4065184660
ISBN: 978-4065196366
ISBN: 978-4065204801
ISBN: 978-4065213827
ISBN: 978-4065222638

新体系・大学数学 入門の教科書

今日紹介するのは、「新体系・大学数学 入門の教科書」。

これをいきなり読んで理解できるのは既に大学数学を経験した人か、そうでないとかなり数学がデキる人だとみました。サラっと書いてありますが、未知の人が一から理解しながら読むのは大変だと思います。

大学の数学に触れた人が復習してみようと思って読むのが最適かもしれません。離散数学とか ISBN の話とか出てくるのは結構面白い。数学が好きなら楽しく読めるのではないかと思います。教科書というタイトルになっていますが、読み物的に読むことができるのがいいです。

ちなみに、書中では、次のような人におすすめとなっています。

・大学数学を学ぶことで、最高水準の数学的素養を、理解して身に付けたいと考える社会人。
・大学数学を学び始めたが、高校までの数学とのあまりの違いに戸惑い、挫折しそうな大学生。
・方程式を立てたり計算したりすることはできるが理論的な部分がわかっていないと感じる大学生。
・大学の入学を控えた高校生。
(上巻 p.4)

高校生の場合、これを先に読んでから授業に出たら分かりやすい、というような使い方になるのかもしれません。分かる所だけ読んで分からない所は先送り、でもいいわけです。

新書サイズなので電車の中で読むにも手頃です。Amazon の場合 Kindle 版の方が安いようですが、今だけかもしれません。

 

新体系・大学数学 入門の教科書 上
芳沢 光雄 著
ブルーバックス
ISBN: 978-4065277614

新体系・大学数学 入門の教科書 下
ISBN: 978-4065277621

教養としてのロック名曲ベスト100

今年は書評を増やすとか大きなことを言っておきながらいきなり雑記にしたい気分なのですが、とりあえず頑張ってみましょう。今日紹介する本は「教養としてのロック名曲ベスト100」。

実は Spotify のプレイリストに 100 というのを作ってあって、100だけじゃ何のことか分からないかもしれませんが、自分で選んだ洋楽100選なのですが、それと比べて随分ズレがあるのに驚きました。むしろ当たり前か。私の選択は全体的にラップとか HipHop 系が少ないので、そこは分かるのですが、プログレッシブ系とかがまず出てこないのはビックリです。

この本の100曲は著者の趣味で選んだわけではなく、アメリカの音楽雑誌「ローリング・ストーン」か発表している「The 500 Greatest Songs of All Time」と、イギリスのNMEが発表している「The 500 Greatest Songs of All Time」から機械的にスコアを付けて選んだものです。ちなみに1位になったのは Nirvana さんの Smells Like Teen Spirit ですが、この時点で何か「?」という感じがしないでもない。

じゃあ例えば邦楽のベスト100を選んだらどうなるのだ、と言われたら、そりゃもうバラバラになるでしょう。ベスト100には入ってないとおかしいだろ、というような歌はあると思いますが、それが1位なのか5位なのか、それとも上位50位にも入らないのか、というのは結構意見が分かれるような気がします。

全体的には Amazon のレビューにもあるように、おじいさんの教養的な古いモノが多いような気がします。

 

教養としてのロック名曲ベスト100
川崎 大助 著
光文社新書
ISBN: 978-4334045548 

劣等人の魔剣使い スキルボードを駆使して最強に至る

あけましておめでとうございます。昨年は途中で面倒になって「いま書いた雑記」になってきましたが、今年は書評に拘るよにも、できるだけ本を並べてみようと思っています。

ということで、今日紹介するのは「劣等人の魔剣使い スキルボードを駆使して最強に至る」。

いわゆる転生系。割とガチの典型的パターンのストーリーです。タイトルには劣等人と書いてありますが、最初から最強のチート設定に近い状況なので、とりあえず1巻を読んだあたりでは、あまり危機感もなく進んでいく感じです。主人公のトール(水梳透)は普通に慎重なタイプで冷静なキャラ。

予め、何が出来るかわかった世界で生きるより、何が出来るかわからない世界の方が、何倍も面白い。

アタフタしないで楽しむタイプのようです。今回 Kindle で読んでいて、ページが分からないです。

ということで、今日の一言は、

どれほどスキルが高かろうと、知識や工夫がなければ百%有効活用できない。上等な道具を持っていても、使い方がわからないなら宝の持ち腐れだ。

個人的にはスキルというのは種別で、それぞれのスキルにレベルがある的なイメージなのですが、このあたりは世界によって違うのかもしれません。学校で勉強したことは役に立たないという人がいますが、どんなに学校の成績が良くても、使い方がわからないと宝の持ち腐れなのです。

例えば三角関数、仕事で使う人は別として、卒業したら日常生活で使うことはないという人が殆どのようです。ていうか、使わないと忘れてしまうようですが。

最近使ったのはこんな場面でした。垂直に日光が当たっていたら30分でフル充電になるソーラ時計があるのですが、垂直に置けないので20°傾いた状態になってしまう。何分でフル充電になるでしょうか。

実際は太陽の角度が1時間で15°変わってしまうので、マジに計算するには積分も必要になったりしますが、cos60°が1/2なので、傾きが 20°~60°の間なら長くても2倍はかからないというざっくりな予想は簡単にできます。

 

劣等人の魔剣使い スキルボードを駆使して最強に至る
萩鵜 アキ 著
かやはら イラスト
Kラノベブックス
ISBN: 978-4065195949

雑記

今日はこれから年越しそばを食べる予定なので雑記にします。目下の関心はネギがあるかどうかです。

雑記DBを作ろうという予定はかなり昔からあるのですが、まだ実現できていません。ただ、プログラムが出来れば一撃でデータが完成するはずなので、要は開発する気の問題なわけですが。

そういえば今日はプログラムをあまり触っていないと思います。昨日は開発画面がフリーズしたのでいろいろ大変でしたが、workspace は幸い無事でした。

雑記

今日は pc が動かなくなったので雑記にします。

ていうか今は動いているのですが、30分ほどかけて使えるようにしました。この種の体験をする毎に、Windows は止めようと思うのですが。Windows でしか使えないソフトとかあって、どうしても止められません。

雑記

今日は特急列車の5両目という表示の位置で並んで待っていたら2両目が止まったので雑記にします。

ていうか冗談じゃないです。まあ特急なので5両目まで歩いて乗る時間はあるのですが。

帰省ラッシュはピークという報道がありましたが、この特急列車、それほど混んでいませんでした。多分。