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コンビニ人間

コンビニは最近少し行かなくなったような気がする。とは言っても毎日行っている。昔は朝昼晩行ってたのだ。最近、値札が間違っていたので店員さんに指摘したこともあった。毎日行ってるとコンビニの店員さんの顔も覚えてしまう。

しかしこの詳説に出てくるのはちょっと、ていうかかなりおかしな人達である。というのが普通の人の感覚なのだと思うけど、実は個人的にはそれほどおかしな人とは思えなかったからおかしい。死んだ鳥は食べるなんて、極めて合理的な発想ではないか。実はおかしいのは主人公たちではなく世間の方ではないか。

自分が働いているのに、その職業を差別している人も、ちらほらいる。
(p.63)

あまりにも世間がヘンになってしまって、ヘンな世の中が普通になってしまったら、普通の感覚がヘンな感覚にチェンジしてしまった、そんな穿った読み方をしたくなるような物語。

コンビニ人間
村田沙耶香
文藝春秋
ISBN: 978-4163906188