Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

雑記

今日はオフィスから本を持ち帰ってきたので雑記にします。何か理由作るのも大変です。

とあるスーパーに行って98円のカップ麺を買ったら、次に行ったスーパーで「あっさりおいしいカップヌードル」が88円で売られていて愕然。買ってしまいましたが。

もしかしてもう一軒回れば78円で何か買えたのではないか、と今頃思いついています。まあそんな美味い話【謎】はないのですが。

雑記

今日はオフィスに本を置いてきてしまったので雑記にします。金曜はリモートワークの日なのでオフィスに行かないのです。明日取りに行く予定です。ていうか読まないとダメなんですが、目が痒くて困っているんですよね。

目が痒い時は、肩こりとか気にならないから不思議なものです。

雑記

今日は多分まだ本を全く読んでいないので雑記にします。別にココって「今日読んだ本」ではないのですが。

雑記ですが1冊紹介しておきます。

この本、かなり前に読んで紹介しようと思っているのですが、まだうまく書けていません。実は一度ちゃんとまとめたのですが、何かのトラブルなのか、書いた原稿が消失しています。その後も結構書いたのですが、どうもうまく整理できません。

「文」整理法、というのが欲しいものです。

雑記

今日はもう投稿する心が折れている【謎】ので雑記にします。

何で折れるかというと Windows のせいです。いや、Windows が悪いのか pc が悪いのかそれとも何かの呪いなのか知りませんが、アニメを観ているとフリーズしやがります。まあでも今日でdアニメ配信終了の蟲師は一気に観ました。

蟲師は連載中に読んでいたような気がしますが、和服の人が出てくる独特の世界観がいいです。蟲系のマンガはプログラマーなら読んでおくべきですね。

dアニメで配信終了になるのからもう一つ、Fate / EXTRA Last Encore。これは新房昭之さんが監督、シャフト制作ということで、化物語+まどマギの世界観になっています。Fate シリーズの他の作品のような歴史上のアレコレが薄くて、Fate 感がいまいちない所がいいです。

前を向く力を取り戻す「折れない心」をつくるたった1つの習慣

今日の本は「前を向く力を取り戻す「折れない心」をつくるたった1つの習慣」。

心が折れそうな時に、どのように考えると頑張れるのか、乗り越えることができるか、ということへのヒントが書かれています。タイトルには「たった1つの習慣」と書いてありますが、出てくる項目は2ページで1個、トータル84個の習慣があります。全部やれというのではなく、何か1つでもやることで改善のチャンスがあるのです。

個人的には、言っていることは理屈として分かるのですが、何となく衝撃力に欠けるというか、正論すぎて弱いような気がしました。この種の本で海外のものは、たいてい宗教が出てきます。神が何とかしてくれるから心配するな、と説得されると、論理的にどうかということではなく、何か超人的な力を感じるのです。

84の習慣にはキャッチーなタイトルが付いていますが、そこに拘らず、本文の中からいくつか気になったところを紹介してみます。

単なる推測なら、気にする必要はないのです。
(p.25、情報をシャットダウンする時間を持つ)

情報過多だとネガティブ情報に出会いがち、ということで意図的に避けた方がいい、目に入ってきても、確実でないことは気にしないでいい、ということです。全部真に受けても仕方ないと。

しかし、問題の答えは、ひとつだけとは限りません。
さらに言えば、答えが「ない」ことが答え、ということもありうるのです。
(p.102、解決しなくていいことも沢山ある)

解決できないからといって必ずしも落ち込む必要はない、ということですね。

不安は、その原因がわからないうちはどんどん大きくなります。
(p.127、不安は原因がわかれば小さくなる)

大学入試シーズンですが、落ちたらどうしようかと思うと不安だ、という投稿をよく見かけます。落ちたときに実際どうするのか、浪人になって予備校に行くのか、専門学校に出願するのか、具体的に案を考えておくことで、気持ちは少し楽になります。

迷っているヒマがあったら、まずは手をつけてみて、それから自分なりにどうするか、対策を立てればいい
(p.148、ハードルが高ければ、〝ちょっとだけ〟やってみる)

プログラムを書くときも、どうしようと考えるよりも、とにかく書いて動かしてみた方が先に進みやすいです。ただ、そのままのノリで納品まで行ってしまうことがあるのでちょっと気を付けた方がいいです。

「自分の心に浮かんでくる悲しみや悔しさといったすべての感情は、他人ではなく自分自身が作り出している」
(pp.158-159、何度も思い出してムカムカするとき)

悲しいかどうかというのは、本人がそう思うかどうかだけで100%決まるのです。

今日のひと言は、これを。

何を言われても本人が気にしなければ、その言葉には何の意味もない
(p.178、ブッダの「悪口は毒蛇」の意味)


前を向く力を取り戻す「折れない心」をつくるたった1つの習慣
植西 聰 著
青春出版社、青春新書プレイブックス
ISBN: 978-4413211741

独学の教室

今日の本は「独学の教室」。

複数の著者によるエッセイ集の形式の本で、

雑誌『kotoba』二〇二二年冬号(集英社)の特集「独学の愉しみ」を新書にまとめたものです。
(p.3)

とのことです。 インタビュー形式のものを含めて、 読書猿さん、吉田武さん、ウスビ・サコさん、澤井康佑さん、 鎌田敬介さん、志村真幸さん、青い日記帳さん、永江朗さん、 佐藤優さん、柳川範之さん、石塚真一さん、岡部恒治さん、 深川峻太郎さん、角幡唯介さん、の14人が独学法を紹介しています。

いつものノリで、概要とかではなく、気になった箇所を pick up して紹介していきましょう。まず、読書猿さんのインタビュー記事「独学者を阻む薄い壁」から紹介します。

独学者は自分が「しくじった」「偏っている」という自覚があるために、危険から身を引くことができる可能性が、そうでない人に比べて、ほんの少しだけ高いと思うんです。
(p.14)

何のことか分かりにくいと思いますが、ネットを見ている人は、知らないうちにコントロールされ、選択された情報を見せられている、ということに対比させているのです。独学者は自分で情報を選択するだけマシだ、ということでしょうか。

しくじったと自覚できる独学者はかなりレベルが高いような気がします。

発想法に関しては、

発想法とは、そもそも間違いを作るもの
(p.22)

発見は間違いの中から生まれる、というのは歴史が証明してくれそうですね。

次に、吉田武さんの「独学とは再帰なり 選ばれし者から選びし者へ」から。再帰というのは一般的にはあまり出てこない言葉だと思いますが、プログラマーなら常識で知っています。K&R The C Programming language という本の索引にある recursion という項目は有名です。

独学は再帰なり
(p.30)

学ぶことにより理解できることを増やせば、その結果今までよりも学べることが広がっていく、この繰り返しで自分自身を level up していく、そんなイメージでいいでしょうか。再帰とはちょっと違うような気がしますが、うまく説明できません。分からないことを自分に教えてもらう【謎】、というのが分かりやすいかもしれません。

高校時代に独学の手法を十分に理解出来たなら、少なくとも大学三年次までの座学科目に関しては独学で事足りる
(p.30)

宅浪という言葉があります。自宅浪人です。現役で目標の大学に入れなかった受験生が浪人を決意する場合、殆どは予備校などに通うことになります。宅浪は自宅浪人、独学で勉強して来年の合格を目指す受験生です。それを成功させるには独学のスキルを身に付けている必要があります。これを身に付けていないと宅浪は失敗します。

なお、宅浪の場合、勉強の手法だけでなく、健康管理やメンタルのコントロールも必要になります。

映像授業についての言及があります。

動画による学習は非常に疲れる。これが最大の弱点である。僅か五分でも対面授業では感じない長さを感じる。
(p.39)

問題点は2つあると思います。まず、視覚系が動画を処理するときに脳を酷使するということ。動いているモノを見て処理するのは大変なのです。データ量も多いし、高速処理も必要になります。

もう一つの問題は、動画は処理スピードが強制するということです。動画の再生速度でしか情報を受け取ることができないのです。本なら自分の好きなスピードで読むことができます。キツい時にちょっと休むことができる、これは本を使った勉強と映像授業による勉強との決定的な差になります。

(つづく)


独学の教室
インターナショナル新書
ISBN: 978-4797681079