Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

雑記

もう今日はどう考えても書く気が全くないので雑記にします。

何か生活リズムが乱れているわけです。とはいっても起床は 6時29分でほぼ定刻です。30分ではなく29分なのは目覚まし時計の都合です。目覚ましといっても機械式の時計ではなくスマホのアラームです。実際はアラーム音ではなく振動で目が覚める感じです。

体調のいい時は、アラームが発動する前に目が覚めます。

雑記

今日はインスタで初めてフォローしたので雑記にします。

実はインスタグラムのアカウントはかなり前から持っているのですが、あるだけで殆ど使っていないため、何も理解していない状態が続いているのです。そもそもまだ1つも投稿していません。投稿の方法も知りません。

現状でブログとtwitter、5投稿を毎日実行している状況なので、これ以上増やしても書ける気がしません。ものすごく簡単に継続できるネタとかも考えたのですが、画像を公開すると位置が特定されるリスクが高まるので慎重になっています。

あなたの人生の意味 上 (3)

今日は、先日紹介した「あなたの人生の意味」から第三章を紹介する。

第三章は「克己 ―― ドワイト・アイゼンハワー」。第34代アメリカ合衆国大統領である。ただし、この章はドワイドさんの母親のアイダ・アイゼンハワーさんの話もたくさん出てくる。著者はドワイドさんの人格形成にアイダさんが深く関わっていると考えているのだろう。

命がはかなく、人生が無慈悲なものだとすれば、それでも生き抜いていくために、どうしてもある程度以上の心の強さ、心の鍛錬が必要になる。
(p.122)

今の日本の若い人達をネットで見ていると、超絶メンタルが弱いことに驚く。心が強くないどころではなく、明確に弱い。学校教育を見ると、メンタルを強くするような教育は殆どされていないように思える。その理由はおそらく2つあって、1つはいろんな意味で戦いを避けるようになったこと。実戦であれ、言論であれ、打たれることがないと打たれ強さは生まれないのだ。もう一つは宗教。

私たちはもう、かつてあったような「罪」という概念自体を捨ててしまったらしい。昔のような「人間は生まれながらに堕落していて、邪悪だ」という考え方をまずしなくなっている。
(p.125)

この「罪」はキリスト教でいうところの原罪、sin を指すのだろう。日本にも昔は良いことをしないと天国に行けない的な考え方があったはずなのだが、今は子供にそのようなことを教えない。

宗教とはちょっと違うが、道徳や倫理も重要な指針になると思うのだが、

人生において何より重要なのは、各人が自分の行動に責任を持つこと、そして行動において道徳的に正しい選択をすることであるというのは、ずっと変わらない。
(p.127)

とはいっても、道徳的に正しいと決めてしまう発想もとても危険だ。

アイゼンハワーさんはメンタルは最強だったと思われるが、それでも冷静さを保つために、こんなことをしていた。

たとえば、自分を怒らせた、自分の気分を害した人間の名前を日記に書き連ねる、というのもその一つだ。そうすることで、相手への怒りをその中に封印しようとした。
(p.143)

のちのデスノートである【嘘】。

今日の一言は、全然一言じゃないけど、アイゼンハワーさんの回想録に出てくる話から。

「僕はきっと船みたいなものなんだと思う。いつも強い風や波にさらされて大きく傾きながら、それでも何とか沈まずに浮かんでいる。障害物も多いから、方向転換も頻繁にするし、時々は後戻りもしなくちゃならない。でも、全体としては、苦しみながら、ゆっくりでも前に、自分の思っている方向に向けて進んでいる」
(p.162)

最短距離だけが人生ではないのだ。


あなたの人生の意味 上
デイヴィッド ブルックス
David Brooks その他
夏目 大 翻訳
ハヤカワ文庫NF
ISBN: 978-4150505264

雑記

今日は引き続きパワーが出てこないので雑記にします。

口内炎がやっと治ったのですが、きつねそばを急いで食べたら上あごを火傷したようで少し荒れています。ちなみにきつねそばというのは関西でいう「たぬきそば」です。

関西育ちなので最初は「きつねそば」に違和感があったのですが、考えてみると油揚げというのは狐の好物という立ち位置なのですから、たぬきに遷移するのは何か違うのではという気もしてきます。じゃあ油揚げ乗せそばと言えばいいのでは、というとそれも何か違う【違わないが】ような気がします。

雑記

今日はやたらと眠いので雑記にします。

今日はまずコピーを取ってアレの支払いをしてカードを更新した後にとある場所に行ってきました。結構ハードでした。

ディックさんの「変数人間」を読んだのでそれを書く予定だったのですが、力尽きました(笑)。

雑記

今日は USB ケーブルを買ったので雑記にします。

そんな珍しいものではなく、普通の Type-A と Type-C のケーブル、あと Type-C から Type-C のケーブルです。前者は何本かあるのですが、最近 USB テザリングがうまく動作しないことが発覚し、試しに他のケーブルで試すために買ったのですが、新しく買ったものだとうまく接続できました。ということは古いケーブルは一体…?

先日の移動では、Type-A と Type-C のつもりで持って行ったケーブルが Type-C ではなく micro USB だったために難儀した、というネタがあります。まぎらわしいです。

今回は2本ケーブルを買ったのですが、色を白と黒にしました。色を変えておけば間違いも減るのでは、という目論見があります。

アジャストメント―ディック短篇傑作選

今日はフィリップ・K・ディックさんの「アジャストメント」を紹介します。

SF短編集。大御所です。フィリップ・K・ディックさんといえば言わずと知れた「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」が超有名。

時間もないので今日は一言だけ。

「コピーというのは、たんなる模写だ。創作というのがどんなことか、それは口では説明できない。あんたが自分でやって、さとるしかない。創作とコピーとは、まったくべつべつのものなんだよ」(p.160)

1958年に発表された「くずれてしまえ」(Pay for the Printer)という作品に出てくるセリフです。この世界線の地球にはビルトングという謎の生物が出てきます。ビルトングはオリジナルの「物」のコピーを作る能力を持っています。スキャナ内蔵…内臓というべきか?…の3Dプリンタみたいなものですね。

いろいろありまして、ビルトングが絶滅の危機に瀕してしまう。人類はビルトングがオリジナルをコピーする前提の社会に完全に依存してしまったために、物を創作する能力を忘れてしまって大パニック。みたいなストーリーです。

ナイフやコップを一から作る、みたいな話の中で先のセリフが出てくるのですが、案外単純なものでも、一人で作れといわれると困りますよね。例えばマッチとか。鏡とか。あなたは自分一人でマッチを作れますか? Dr. STONE みたいな人がいたら凄いのですが。まずは石を割ってナイフを作る所からでしょうか。

 

アジャストメント―ディック短篇傑作選
フィリップ・K・ディック
大森望 編集, 翻訳
浅倉久志 翻訳
ハヤカワ文庫 SF テ 1-20
ISBN: 978-4150118051