Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

BIG ISSUE 373, スペシャルインタビュー, 水曜日のカンパネラ, コムアイ

今日は BIG ISSUE JAPAN の 373号、表紙がコムアイさんだったので久々に買ってみました。というのが昨年末頃のことで、どこかに埋もれていたのが今頃出てきました。

水曜日のカンパネラコムアイさんといえば、

舞台上でシカの解体ショーも行ってしまう
(p.04)

というのが有名ですが(そうでもない?)、それって解体後はおいしくいただきました、ということなんでしょうか。私は昔、鹿の刺身を昔食べたことがありますが、ちょっとアブラののったトロみたいな感じ。

理想は江戸時代の長屋生活
(p.04)

これは、何か分かるような気がします。江戸の長屋は知らないけどね。誰か江戸時代生まれの人いないかな。

もちろん、コムアイさんは猟師でも解体師でもなく、江戸の長屋の用心棒でもなく、歌手なわけで、

声って、思ったこと、感じたことをそのまま音にして出せる、最高の楽器だ
(p.05)

ま、プロですからね。私なんかだと思った音程が出ないところで既に最低なんです。それにしてもまだまだ修行中のようで、

最近は能の謡(うたい)を習っているんです。
(p.07)

そういえば、世阿弥って歌ありますね。能能とした感じの歌ですが。ラジオを聴いていて思ったのですが、コムアイさんの場合、他人の言うことを参考にするとかじゃなくて、ボクの後に道は出来る的な、我が道を行くイメージだったのですが、

人って結局、他人に言われたくらいじゃ変われなくって、自分の気づきがあってこそ進むことができるんじゃないかなって。
(p.07)

やっぱり、って感じです。でも実は世の中には他人に言われたくらいでコロコロ変わってしまう人だって大勢います。とても怖いことだと思います。

最後に、なかなかインパクトのある言葉を紹介しておきます。

たとえ無差別テロ犯であっても、その人なりの行動の背景にあるものを想像できないとダメだと思うんですよ
(p.07)


BIG ISSUE JAPAN
373
スペシャルインタビュー
水曜日のカンパネラ
コムアイ