Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

雑記

今日も本を読む時間はなかったので、速読で石原慎太郎さんの本、20分で400ページほど読みました。これはアメリカ人を想定した話ですが、

いずれにしても彼らが東洋人に対して偏見と差別意識を持っているのを忘れてはいけないと考えます。
(p.347)

今もそうである、ということも日本人はよく自覚すべきであると思います。人種差別はいけないという強い主張があるのは、今なおそのようなことが普通に行われているからなのです。

 

石原愼太郎の思想と行為〈2〉「NO」と言える日本
石原愼太郎 著
産経新聞出版
ISBN: 978-4819111799

雑記

今日は殆ど本を読んでないので、一冊紹介だけして終わりにします。

私は勉強法の本はおそらく百冊以上読んでいるのですが、伝説となっている和田秀樹さんの「受験は要領」から始まって今に至るまで、書いてあることは大抵同じです。目標を決めて計画を立てる。

この本も同様で、書いてあることは他の本と殆ど同じです。書いてある通りにやれば大抵の大学には合格する、でも大抵の人はできない。

この本の特徴としては、勉強が楽しい、楽しいと何度も書いてあります。

「勉強それ自体が、誰でもやれば楽しめるものである」と信じています。
(p.63)

勉強は本来楽しいものだ、という話は野口悠紀雄さんの『「超」勉強法』にも出てきます。河野さんのように東大も司法試験も合格するような人が勉強が楽しいというのは分かるのですが、河野さんは勉強ができない人のことはあまり想定していないようで、こうすればいいという話はたくさん出てきますが、それができないときにどうすればいいのか、という失敗時の対策についてはあまり出てきません。

この本は改めてちゃんと紹介する機会があると思いますが、この本は、勉強ができる人には役に立つが、勉強ができない人にはあまり助けにならないのではないかと思います。

 

東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法
河野 玄斗 著
KADOKAWA
ISBN: 978-4046023056

雑記

今日は本は殆ど読みませんでした。殆どとかいいつつ、結構毎日読んでいますよね。ランチが来るまでの間とか、電車が来るまでの間とか。電車の中でも読めばいいのに、と言われそうですが、その通りです。ちなみに今日は電車の中ではアニメを見ていました。

いつも使っている万年筆が1本トラブルで修理に出しています。青いインクと黒いインクで哀しいでしょう【謎】というのを使い分けているのですが、青い方が使えなくなりました。手帳の文字が当分、黒一色になりそうです。

手帳に文字を書いている時は、案外何も考えていないことが多いです。字を書いていると何か考えまくっているように見えるのですが、それほどでもないわけです。しかし、モニターを前にして必死で考えていたりすると、傍から見ると何もしていないように見えますから、不思議なものです。

紳士たちの遊戯

何とか読み終えました。疲れました。読んだのは「紳士たちの遊戯」、ジョアン・ハリスさんのミステリーです。

どう疲れたかなんですが、まずこの作品、最初の400ページ位がなかなか辛いです。遅々として進まないというか、凄く盛り上がるようなシーンがない。そこそこスリリングなシーンは出てきますが、それが学校のドロドロした描写で、いじめとか出てくるので、読めば読むほど気分が落ち込んでいく感じです。そして、章が切り替わるところで時代が前後するから何がどうなっているのか理解するのにちょっと苦労しました。

舞台はセント=オズワルド校、という学校。男子校。主人公ではないと思うのですが、最初から最後まで出てくるラテン語の教師、ロイ・ストレートリーがなかなか個性的で、今の日本の学校にはいる気が微塵もしないような古風な先生です。私が高校生の頃はこういう先生わんさかいました。例えばこんなことを言うのです。

教師である以上、いちばん重要なのは、ほんとうに怒りを感じたときに怒りを隠し、怒っていないときに怒っているふりをすることだ。
(p.575)

怒っていいのかという意見もありそうだが、怒る先生はいつも怒っていたような気がする。絶対に怒らない先生もいました。

ストレートリーに挑戦的なのは、もちろん犯人。ミステリーですからね、犯人がいて人が死にます。全体はときどき語り手が変わって視点も変わるような構成なので、章が変わるところでちょっと頭が付いていけず、クラクラすることもあります。

次のセリフは犯人がセント=オズワルド校の連中が分かっていないと非難するところなのですが、

世の中の規則や法律はみな、こけおどしと自己満足という当てにならない構造で支えられている、ということを。どんな犯罪ともおなじように、不法侵入も誰にも目撃されなければ罰せられない、ということを。
(pp.406-407)

学校の連中は、学校を守ることが最優先事項で、そのためにはいろんな犯罪をあえて見逃しています。ドロドロ感が最高ですね。だから読んでいて疲れるのに読んでしまう。

登場人物は先生と生徒、あと用務員位です。それが最後に驚きの種明かしとなります。それは読んでいて全く気付かなかったです。何のことか書いたら流石に面白くないと思うので伏せておきます。

本の登場人物紹介に「?」と書いてあるのがジュリアン・ピンチベック。これが最初から最後までストレートリーと絡むわけですが、その頭脳戦も見ものです。

最後に、いいと思った一言。

正確に狙いをつけて石を投げれば、巨人でも倒せるものだ。
(p.162)

 

紳士たちの遊戯
ジョアン・ハリス 著
古賀弥生 翻訳
ハヤカワ・ミステリ文庫
ISBN: 978-4151775512

 

 

雑記

今日は結構読んだんですよ、新幹線に乗ったのですが、新幹線の中ではpcを使っているので、新幹線に乗るまでの間。これが結構バカにならない。行き帰り合わせたら2時間とかになりますからね。ただ、読んでいたのが結構疲れる本なので、また後で紹介します。

とあるところを片付けていたら、ファウストが出てきました。ドイツ語の本です。流石にドイツ語で読んだことは、まだありません。私がファウストを最初に読んだのは中学生の頃です。その前に手塚治虫さんのマンガを読んでいたので、中学生でも読み切れたのだと思います。

 

雑記

今日はプログラム作成でジタバタしていたので読書が進みませんでした。進めてどうするんだという感じもしますが、読書の秋ですからね。

ところで、今日は綺麗な月が出ていました。「チコちゃん」で月にはなぜウサギがいるのか説明していましたが、仏教の話から来ているというのは全く忘れていました。自己犠牲の精神とかですが、何かちょっとモヤっとしたのが残りますけど。

全然関係ないですが、昨日はペヤングのソースラーメンを食べました。これはちょっとではなく、かなりモヤモヤっとしたものが残りました(笑)。

雑記

今日も何か書籍紹介したかったのですが、今これ電車の中で書いています。ということは電車の中で読書しなかったということです。残念。ちょっとだけ読んだ本はあるのですが、数ページ。

昨日紹介した、物語シリーズ。まだ読んでないのが何冊かあるので、サクっと読めるし、とりあえず出ているのはコンプリートした方がいいような気がしてきました。あと〇〇伝とか。途中まで読んで放置していますが、まだ続いていましたっけ?