Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

アカメが斬る!

今日はアニメで「アカメが斬る!」。2014年夏・秋アニメ。原作のコミックの作者は田代哲也さん。

ジャンルはSF、ファンタジー系というのかな、帝具という魔法的なパワーを持ったアイテムを使って戦います。ストーリーは、ナイトレイドという反政府組織が革命を起こすまでの物語となっています。

このアニメ、重要だと思っていたキャラがどんどん死んで行くのでちょっと驚きというか、お約束で殺されても死なない的なシナリオではありません。もっとも、タイトルになっているアカメは最後まで生き残っていますが、何がどうなって生き残ったのかよく分からないです。最後のバトルシーンはアニメならではのあり得ない動きを見せてくれます。

最近よくあるアニメのように、顔を見た瞬間に悪役かどうか分かるような演出はありません。そもそも主人公は抵抗勢力側なので、一般常識的にはテロなんですが、民衆の見方という線引きはできています。キャラの善悪も複雑で、政府側の最強キャラのエスデスがタツミに惚れてしまうというのが話をややこしくしています。何か思考が単純なのはひっかかりますが。

主人公のタツミはアニメ版と原作でエンディングが異なるようです。アニメとコミックを比較すると面白いのかもしれません。