Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

雑記

今日は隅田川の花火大会でした。行きませんでしたが。TV中継を見た感じでは、いつもより煙が少なくて綺麗に見えたような気がします。花火が改良されたのでしょうか、それとも台風一過で風が煙を吹き飛ばしたのでしょうか。

本は「魔法科高校の劣等生」の14巻~16巻をざっと読みました。古都内乱編と四葉継承編です。感想等は後日。

 

雑記

今日も書評はお休みです。新聞の広告を見ていたら、「月刊住職」と「家主と地主」が並んで出ていました。たまに並んでいることがありましたが、この2冊が並んでいると結構インパクトがあります。

月刊住職は「仏教界のヘイトスピーチ事件」「住職は自分の葬儀をどうしてほしいのか」、地主と家主の方は、「「都内の新築で利回り8%」の投資で泣いた800人の家主」が気になります。

 

雑記

今日は本も読まなかったし書くことがないので休憩です。ちなみに、アニメですが、地下鉄の中で「ユリ熊嵐」をちょっとだけ見ました。途中でWi-Fiがブチ切れてそこで中断しましたが。このアニメは、先日ちょっとだけ紹介した、「教養としての10年代アニメ 反逆編」で紹介されています。

こういうアニメを電車の中で観るのはちょっと勇気が…という人もいるかもしれませんが、私の場合、割と平気です。

 

魔法科高校の劣等生 来訪者編

魔法科高校の劣等生」9~11巻は「来訪者編」。

来訪者というのは交換留学でやってきた新キャラのリーナ、アンジェリーナ=クドウ=シールズのことかな。あるいは、

余剰次元理論に基づく極小ブラックホール生成・蒸発実験
(10巻、p.43)

で別次元から呼び出されたパラサイトのことをカケているのでしょう。勘だけど。

PARANORMAL PARASITE(超常的な寄生物)、略してパラサイト
(9巻、p.168)

物語の最初の方では被害者の血が減っていることから「吸血鬼」とも呼ばれています。個人的にはパラサイトという表現は寄生獣のイメージですけどね。ミギー。

この編はざっくりいえば、最強だと自負していたリーナが真の最強兄妹コンビにボコボコに打ちのめされて帰っていくストーリーですが、途中の駆け引きは、なかなか面白い場面が満載です。例えば黒羽亜夜子がミズ・バランスと交渉するシーン。表の世界でも権力を持っていますがむしろ裏の世界で最強集団の四葉代理人として交渉しに来るのですが、ドアホンの映像を見たら、

神妙な顔でたたずむ、クラシックなドレス姿の、可憐な少女
(10巻、p.125)

亜夜子はこの時まだ中学生でロリータファッションですからね。マフィアに匹敵する脅威を持っている四葉の交渉人としては違和感maxです。それが、こんなことを。

「ミズ、昨晩は良くお休みになられましたか?」
(10巻、p.129)

昨晩のミズは作戦本部から拉致されてシージャックされて漂流中の軍艦に監禁されているところを救助されるというヒドい目にあっているのですが、カッとなったミズへのこの後の応対が見事です。

意表を付いた展開が、パラサイトのピクシーへの憑依。普通パラサイトは人間に寄生するはずですが、メイドロボットに寄生してしまうというのは面白い。

「ロボットに魔物が取り憑くなど、思いもよりませんでした」
(10巻、p.279)

私のパソコンの調子がヘンなのも実はパラサイトのせいですかね。寄生されたメイドロボはいきなり達也に抱きついてきます。

「ではピクシー。お前は、我々に敵対する存在なのか?」
「私は貴方に従属します」
「俺に? 何故」
「貴方のものになりたい」
(10巻、p.274)

この後のグダグダな会話というか、会話の後ろの口封じというかせめぎ合いが爆笑ものです。

達也は今回も相変わらずトラブルを引き寄せます。木枯し紋次郎みたいなキャラです。周囲の反応も最強です。

振り回す側のように見えて、実は振り回される側なのかもしれません
(11巻、p.139)
「ここまで来るとトラブルに愛されているというより、トラブルを愛しているのではないかと思ってしまうわ」
(11巻、p.241)

バトルシーンもドタバタ的なバトルが多くて面白いです。


魔法科高校の劣等生(9) 来訪者編<上>
佐島 勤 著
石田 可奈 イラスト
電撃文庫
ISBN: 978-4048914239

魔法科高校の劣等生(10) 来訪者編<中>
ISBN: 978-4048916097

魔法科高校の劣等生(11) 来訪者編<下>
ISBN: 978-4048916103

雑記

今日もいろいろあったので「魔法科高校の劣等生」の来訪者編は明日に延期します。ということで、最近気になっている本を。

書店でパラパラと見た程度なのですが、ちょっと重かったのでまだ買っていません。内容はよかったと思います。

 

哲学大図鑑
ウィル バッキンガム 著
小須田 健 翻訳
三省堂
ISBN: 978-4385162232

雑記

今日は暑い中歩き回ったのでもう体力がありません。次に書く予定の、「魔法科高校の劣等生」来訪者編から、1つ紹介します。

匿名の情報が常にデマとは言えないのと同じで、実名の情報が常に信用できるとは限らない
(11巻、p.245)

 マスコミだからといって信用できないのと同じこと。最近は、マスコミだから信用できない、という感覚が出てきたような気もします。

 

雑記

今日はほぼ読んでないので、新聞広告で気になった本。

塗れば何か悟れるような仕組みなのでしょうか。曼荼羅みたいなのだと面白いかもしれません。この本は中を見てないのでよく分かりませんが。

 

時間を忘れて 仏さま塗り絵
田中ひろみ 著
東邦出版
ISBN: 978-4809415296