Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

オオカミ少女と黒王子

昨日ちょこっとネタに使ったので、今日はアニメで「オオカミ少女と黒王子」。原作は少女マンガで、作者は八田鮎子さん。

トラディショナルな感じのラブコメです。オオカミ少女の篠原エリカと黒王子の佐田恭也のラブストーリーです。オオカミというのは、エリカが佐田の恋人だとウソをついてしまうので。このウソを佐田が承諾して恋人のフリをしてくれるのですが、条件がオレの犬になる、というトンデモないもので、それで黒王子。

途中に出てくるキャラがプレイボーイの神谷望で、大勢と付き合うが恋人にはならない、というポリシーなんですが、エリカと佐田に影響されて本気の相手を作る方向に趣旨替えするのです。

ぼっちになりたくないというだけの理由でつるんでいる、マリンと愛姫のビッチコンビが、最初のうちは良くない印象しかないのですが、見ているうちに懸命さとか伝わってきて、頑張っているんだなという好感も出てくるから不思議なものです。しかしリアルの世界もそういう感じなんですかね、JK。

黒王子が実はいい奴、というのも少女マンガの王道でわかりやすいです。