Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

雑記

今日は秋らしい天気だったので雑記にします。

今日はディックさんの短編集「人間以前」を読み終わりましたが、ちょっと書く元気がないです。「ナニー」は以前読んだ記憶がありますが、どこで読んだのか思い出せません。

文庫本のタイトルになっている「人間以前」は中絶がテーマになっています。胎児はまだ人間ではないため中絶は殺人ではない、この法則がどんどん拡大して新生児は胎児と変わらない、言葉が喋れないのなら胎児と変わらない…最終的には、高等数学ができないと胎児と変わらない、だから合法的に中絶できる、というような線引きになった世界のSFです。

人間とは何か、というのはもう少しAIが進化したら現実に大論争が再発しそうなテーマです。