Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙II

今日の本は「新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙II」。コルとミューリの冒険の続きです。

今回のミッションは黒い聖母像を信仰している北の地域に行って、信者たちを味方にしていいかどうかを見極めるというものです。この聖母像を作っていたオータムという修道士がなかなかの曲者なんですが…、今回もストーリーを無視して興味を引いた箇所をいくつか。

最近では、十分の一税と呼ばれる元々は異教徒と戦うための戦費として徴収されていた税を、異教徒との戦いが終わった今も無理やりに徴収しようとして、世界中から不興を買っていた。
(p.29)

何となくNHKの受信料を想像してしまいましたが。放送法というのがあるのですが、インターネット配信というのはどう考えても放送じゃないでしょ、みたいなのが最近気になっているのです。

ところで、

心に喝を入れた。
(p.36)

活じゃないのかな?

聖典では、なぜか聖者はいつも貧者の左足から拭い、儀式の手順にも取り入れられている。なぜかと考えたこともなかったが、自分でやってみて分かった。単に右利きだとそうするのが自然だからだ。
(p.108)

最初の聖者が左利きだったら面白いことになっていたのかもしれませんね。

今日の一言はこれで。

旅先では、仲良くなれる者とは可能な限り仲良くなっておくこと。
(p.145)


新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙II
支倉 凍砂 著
文倉 十 イラスト
電撃文庫
ISBN: 978-4048927543