Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

ゴブリンスレイヤー外伝2 鍔鳴の太刀《ダイ・カタナ》 中

 

今日の本は「ゴブリンスレイヤー外伝2 鍔鳴の太刀《ダイ・カタナ》 中」。実は結構前に読んでいるんですよね。

この巻は地下4階まで進みます。暗黒領域とか出てきます。そういえば、Wizardry のマップとか絶対に作ったはずなのですが、どこにあるのでしょうか。ネットじゃなくて私の自宅の宝箱の中の話です。捨てた記憶はないので、迷宮に隠されているような気がします。

面白いと思った表現をいくつか。

己の生きる意味を知っている者が、はたしてこの世に何人いるだろうか――?
(p.92)

その問いは、生きる意味があるという前提がなければナンセンスですね。

限界を超えるなどと言うけれど、物理的に可能な範囲で、可能な動きしかできないものだ。
故に――そこへ、剣術の術理というものがある。
(p.103)

限界突破【謎】というのは基本技ですが。

古い文献の中からあれこれ見つけ出すのが、とっても得意で、驚いちゃいました
(p.142)

従姉と女司教が一緒に本を読んでいると、女司教がいろいろ発見するという話です。女司教はサーチャーのスキルもあるようです。苦手な人は本当にスキルがないものです。知恵袋によくある質問ですが、「〇〇の△△はどこにあるか」的な質問。この種の質問は「〇〇の△△」をググれば98%の確率で最初にヒットしたページに場所が書いてあります。それを教えてあげると解決するのですが、何か踊らされた気がします。

まあ、考えてもわからない事は、わからないものです
(p.199)

疑問としてストックしたまま先に進むのもパターンです。何でもわかると思ったら大間違いです。


ゴブリンスレイヤー外伝2
鍔鳴の太刀《ダイ・カタナ》 中
蝸牛くも
lack イラスト
GAノベル
ISBN: 978-4815603687