Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

ゴブリンスレイヤー9

今日の本は「ゴブリンスレイヤー9」。

今回は、ゴブリンスレイヤーは牛飼娘と2人だけで行動中にゴブリンに襲われて大ピンチです。いつものパーティーの他のメンバーは氷の魔女と戦うという、それはそれでキツいバトル。

弱肉強食というのは世界を巡る偉大なる理(ことわり)ですからな
(p.89)

蜥蜴僧侶の言葉です。日本人はこれを理解しているのでしょうか。今の世界もこの原理で動いているのです。油断していたら食われますぞ。

ゲストは白兎。アルミラージってやつ?

お父さん、美味しいパイにされてしまったからね
(p.93)

ピーターラビットだったか。

ゴブリンスレイヤーの修行シーンも出てきます。

人が役に立つっつっても不便なら捨てろ。使えねえって言われるもんでも、便利なら使え
(p.161)

師の言葉。このシリーズは師が教訓担当になっているようです。雰囲気は禅僧なんですよね。

役に立てられねえのは、てめえが役立たずだってだけだ。なんでも使いようだ
(p.161)

そういえば、学校で習ったことは役に立たないという人がいますね。


ゴブリンスレイヤー9
蝸牛 くも 著
神奈月 昇 イラスト
GA文庫
ISBN: 978-4797398120