今日の本は「ゴブリンスレイヤー4」。 10個のショートストーリーが入っています。第1章のエピソードはアニメの第5話に埋め込まれています。
第5章「彼がいない日のお話」は、牛飼娘、女神官、ギルドの監察官、受付嬢、妖精弓手(エルフ)、といった女性キャラがメインの短編です。
「こんな危ない、水着みいなの着れたらそれだけで勇者だよねぇ」
(p.150)
アニメの女勇者って露出度高いですよね。個人的には防御力がどうこうじゃなくて、あんなので森に入ったら虫に刺されないかと気になってしょうがないです。神様のご加護とかあって刺されないのでしょうか。かなりきわどいアーマーを着た絵はカラーページに出ています。
個人的にこの巻で一番気に入ったのは、第6章の「悪魔に魅せられし魔宮の滅亡するお話」。ゴブリンスレイヤーと槍使い、重戦士という珍しいパーティが塔を攻略します。
六十階はあるんじゃねえか?
(p.165)
1階ずつ攻略するのは面倒なので外壁を上がって一気に頂上を目指すというチートでクリアします。相手もチート。
言葉持つ者の手により殺されることはない
(p.194)
ならば蹴り殺せばいいような気もしますが、落ちはソレか、みたいな感じの落ち。
今日の一言は第8章「妖精弓手のぐだぐだとした休日のお話」から。このストーリーはエルフが主人公。
今日あったことに笑って、泣いて、怒って、騒げるのが定命(モータル)の特権でしょ」
(p.224)
エルフの年齢は2千歳でしたっけ、少女キャラですが年齢的には八百比丘尼どころではありません。短命なのだから今日を大切にしろという教訓。日々是好日。