Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

わが家は祇園の拝み屋さん8 祭りの夜と青い春の秘めごと

今日の本は「わが家は祇園の拝み屋さん」の8巻、「祭りの夜と青い春の秘めごと」です。

ストーリーとしては、前回の大仕事が終わって一休み、というわけではありませんが、今回は小さなエピソードがいろいろ入っていてややこしい。恋バナとか、恨み系とか。

呪いと祝いて文字はよう似てるやろ。言葉は「呪い」にもなれば「祝い」にもなる。
(p.162)

怖い話ですね。

エピソードとして、引っ越したら家に拒絶されていろいろ不穏なことが起こる、という話が出てきますが、古い家でじめじめしているのは要注意と断った上で、

きのこタイプの人間やったら、じめじめしたところも合うやろし、
(p.77)

どういうタイプなのか【謎】。

てなわけで今日の一言。

迷う時はおおいに迷って、がんばれる時はがんばって、疲れたら休んだらええ。
(p.167)

疲れているときにがんばるのは危険なのです。


わが家は祇園の拝み屋さん8 祭りの夜と青い春の秘めごと
望月 麻衣 著
角川文庫
ISBN: 978-4041066638