Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

僕らはみんな河合荘

今日はアニメで「僕らはみんな河合荘」。2014年の春アニメです。原作はマンガで、作者は宮原るりさん。

ジャンルはラブコメ。主人公は高校生で、宇佐和成。河合荘という賄い付きの下宿で一人暮らしをするストーリーです。下宿の住民の皆さんがヘンな人達、という設定は「めぞん一刻」を思い出します。どっちがヘンかというと、なかなかいい勝負です。

宇佐が片思いする相手の女子校生が河合律。律の母親が河合荘の実質オーナーなので、ここに住んでいます。宇佐が高1、律が高2なので、宇佐からは先輩と呼ばれています。律の部屋には本棚があって大量の本が並んでいるのですが、このクオリティの下宿でこれだけの本を置いたら床が抜けそうな気がしますね。

私も結構本好きで、図書館にこもって本を読むこともありましたが、律のような女子生徒はちょっと記憶にないですね。ギャルゲーでは必ず出てくるような気もしますが、文学少女というのは激レアなのかもしれません。

私が学生だった頃にはまだこの種の賄い付きの下宿というのが実在していたと思うのですが、今もあるのでしょうか。マンガの連載が始まったのが 2010 年なので、10年前に実在していないと、若い人には通じないようなネタになってしまうと思うのですが。ちなみに「めぞん一刻」の連載が始まったのは1980年です。