Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

神様のいない日曜日

今日はアニメで「神様のいない日曜日」。2013年の夏アニメです。原作はラノベで作者は入江君人さん。

ジャンルはファンタジー、あるいはSF、ホラー? よく分かりません。ベースにある発想は、神様がいなくなって、人が死んでもゾンビのように動き続け、新しい子供は生まれない、という世界です。聖書では日曜日は神様が休んだ日となっているので、タイトルはそのようなイメージかもしれません。曜日ごとの歌はアニメ「迷家-マヨイガ-」に出てくる挿入歌が面白いですが。

主人公のアイは墓守という属性です。墓守が埋葬すると死者は死ぬことができる、という設定です。このあたりも宗教観と何か関係があるのかもしれませんが、元ネタはよく分かりません。

第10話からの「三年四組」では、学園祭の前日までの1年がループするという、ハルヒエンドレスエイトのようなストーリーです。アイがクラスに加わって多数決の進行が変わったときに、その後がどう変わったのかよく分からなかったのが気になりました。その気になれば世界が破滅してもおかしくない場面だと思います。