Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

アリスと蔵六

今日はアニメで「アリスと蔵六」。2017年の春アニメです。原作のコミックの作者は今井哲也さん。

ジャンルはSF、どちらかというとフィクションというよりファンタジーです。「不思議の国のアリス」の世界が基底クラスとして存在するようですが、ストーリー的にはあまり関係ないかな、ウサギさんは出てきますが。

ストーリーは頑固ジジイの蔵六が成り行きで引き取った紗名(さな)を育てる感じの流れになっています。紗名は少女の形をしていますが、実は人間ではないという設定。どう見ても人間ですが。

超能力が使えるので本気を出すととんでもない大事件になります。蔵六はそういうのを全く気にしないでガミガミ怒るので面白いです。こういう頑固ジジイ、今は絶滅してませんかね。今は声かけだけで逮捕される時代ですからね。

原作は未読なので、タイトルだけではどんな話か分からず、観てから何か予想と違うな、という感じになって途中からハマってしまうタイプのアニメです。キャラのデザインとか、最近のアニメ絵系とはちょっと雰囲気が違うのがいいです。

気になるキャラは孫の早苗。おっとりというか、ひたすら穏やかな性格です。必ず調子が狂います。今までいろんな人に出会ってきたつもりですが、ここまで凄いのはリアルでは見た記憶がありません。