Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

アルスラーン戦記

今日はアニメで「アルスラーン戦記」です。2015年の春・夏アニメ。田中芳樹さんの原作の小説は壮大。1986年に執筆開始、最終巻は2017年に出版されています。読んでみたいと思っていますが、今の時点では未読です。

ジャンルはファンタジーアルスラーン王太子の名前です。ザックリいえば、アルスラーン王子が初めての戦いで敗戦し、武将ダリューンと2人で逃亡する所から巻き返して国を取り戻してしまう、というストーリーです。

奴隷制度や宗教、宗教弾圧がテーマの背景として出てきます。いろいろ考えるべきことが出てきますが、作品中では殆ど解決していないので、若干モヤモヤします。

バトルのテンポとか迫力はなかなか凄いです。実際にはあり得ないような立ち回りですが。

個人的に気に入らないのは、戦場で偽情報や噂が簡単に信用されてしまうところ。例えば王が逃亡したという偽情報が流されて混乱するようなシーンがありますが、何でも簡単に信用してしまうというのは、日本のネットユーザーを見ているようです。