Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

ダンタリアンの書架

今日はアニメで「ダンタリアンの書架」。2011年の夏アニメ。原作のラノベの著者は三雲岳斗さん。ラノベはまだ読んでませんが、これは読んでみたいです。

ジャンルはファンタジーアクション、って感じです。時代は1919~1920年のロンドン近郊っぽい場所。「幻書」というアイテムが出てきます。これは、読むことでいろんな効果が得られたり、ヤバいものの製法が書いてあったり、演奏すると聞いた人を操れるような楽譜だったり、あるべきではない本のこと。「げんしょ」と発音するので、最初は原書かと思っていました。

この本を体内に封印しているのがダンタリアン(ダリアン)。書架ですが少女の姿をしています。禁書目録みたいな感じですね。話し方は「ですます」調です。好物は揚げパン。

ダリアンの鍵を持っているのがヒューイ。結構よく撃たれたり殴られたりしますが、タフな青年です。ダリアンが許可したときは、この鍵を使って幻書を取り出し、読むことで事件を解決します。女の子の鍵穴に鍵を突っ込んで開けるというのは「鍵姫物語 永久アリス輪舞曲」を思い出します。

ストーリー的にはファンタジーっぽいですが、民話とか伝説的な雰囲気も混ざっていて、独自の世界になっています。