Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

魔法少女育成計画

今日はアニメで「魔法少女育成計画」。ラノベの原作者は遠藤浅蜊さん。アニメは原作第1巻がベースになっているそうです。

魔法少女というと低学年の女の子とか大きな男の子がターゲットに想定されているようですが、まどマギみたいなのがたまにあるから注意が必要ということで、今回のはその注意が必要な方です。ざっくり概要を述べると、魔法少女同士が殺し合う話です。

魔法少女というと夢みる少女が希望とか勇気とかアレして絶対悪と戦う予定調和的なイメージのはずですが、このストーリーに関しては、ダークな心理描写がメイン。いかに騙して裏切って生き残るか、的なサバイバル属性があるのは、現代の社会を揶揄しているのかもしれません。

アニメでは最後にスノーホワイトがブチ切れますが、そこに至るまでよく我慢できているなぁ、という印象でした。一般人を平気で殺すカラメティ・メアリのような魔法少女が出てくるのは、一応現代社会が舞台になっているストーリーとしてはやや異色だと思います。魔法が出てくる時点で何でもアリって感じはしますが。