Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

プログラマーになりたい!

今日はチラ見程度、ザッとしか読んでない本ですが、「プログラマーになりたい!」。

プログラマー生活ン十年という私から見てどうよ、という興味から手に取ってみたのですが、

あなたが本書を手に取ったということは、これからプログラミングのスキルを身に付け、それを仕事に何らかの形で役立てていきたいと思っているということなのではないでしょうか。
(p.012)

全然違いますが(笑)。「ではないでしょうか」のような否定表現を使いこなしているあたりは、プログラマーの雰囲気出ています。

テーマとしては、サーバーレス時代の機能として、Firebase、AWS Lambda、Azure Function などが紹介されていたり、AWS などのクラウドサービスの紹介、Heroku が出てくるあたり、プログラマーになりたいレベルの人に本当について来れるのか、何となく微妙な感じはあります。一冊によくこんなに詰め込んだな、とビックリする程詰め込まれているので、あるいはその程度で挫折するのならお呼びでない、ということかもしれません。

例えば、

各プログラムのファイルごとに利用するライブラリをインポートしておく必要があります。
(p.094)

これは「ファイル」はともかく、「ライブラリ」や「インポート」の説明がないと分からない人にはちっとも分からないはずなのですが、インポートの説明って出てたかな…みたいな罠(笑)があるのです。最近は義務教育で教えていたりするのかもしれませんが、ある程度のプログラミングの経験があって、プロになりたい、という強い意志を持っている人を想定しているのかもしれません。


プログラマーになりたい!
長岡 英史 著
日経BP
ISBN: 978-4822295943