Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる

今日はアニメ、「この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる」。オリジナルはラノベですが未読です。

ラノベやアニメには、タイトルがこの程度の長さのものが結構ありますが、最初の頃はインパクトがあるような気がしていましたが、最近は普通感しかしないですね。

ストーリーは召喚系。勇者を召喚するのは女神リスタルテ。人間の勇者を召喚して、魔物と戦わせるという世界になっています。神様と人間でペアを組んで戦うと言うのは、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」がそうですね。

リスタルテはステータスが最高の聖哉を召喚しますが、聖哉は「ありえないくらい慎重」という性格を持っていて、想定外のことを次々としでかします。例えばトーチが10本で足りるのに千本買おうとするとか、とても慎重です。

アニメの最後では、なぜ慎重なのかという理由が出てきて、ちゃんと筋が通っているようですが、この話、ファンタジー異世界召喚バトル物、というよりは、ざっくり言って要するにギャグです。面白いです。特に天使の表情がデフォルメされるシーンは、「天才バカボン」の後期で極端にデフォルメされるコマを想像させます。

キャラで面白いのは、聖哉に剣術を教える剣の神のセルセウス。聖哉にあっさりとレベルを超えられてしまった後は嫌がって逃げまくります。神様の威厳など微塵もありません。

もう一人、破壊の女神のアデネラ。聖哉に振られた後、完全に恨んで暴走するのが気持ち悪い(笑)。あと、変態の弓の女神、ミティス。とにかく神様が滅茶苦茶で面白いです。