Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

雑記

今日はかなり疲れたのでパスします。今日読んだ本は「菊と刀」ですが、これは読むと結構疲れますね。面白いことは面白いのですが、違和感があるところを考え始めるといろいろ疲れます。もちろん、この本が書かれたのは戦前なので、日本の文化が激変したというのもありますが、例えば、

父親は一家の男の家長として、食事のときはまっさきに膳を出されるし、風呂にも一番先にはいり、家族の丁寧なおじぎを軽い会釈で受ける。
(p.70)

こういう光景は昭和の途中で絶滅しているような気もするのですが、現存するのでしょうか。アニメではたまに出てきますね。

 

菊と刀
ルース・ベネディクト
長谷川 松治 翻訳
講談社学術文庫
ISBN: 978-4061597082