Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

雑記

今日もちょっとアレなので雑記です。ちなみに「勉強大全」は読破しました。読破してみて思ったのは、やはり東大生視点なのかな、という印象です。最後の最後で不合格になっても人格を否定されたわけではない、とか当然のことを力説するのですが、

ここまでの勉強で自分が出してきたパワーこそ、生半可なものではないはず。生活時間を注いで、犠牲を承知で作ってきたもののはず。
(勉強大全、伊沢拓司 著、KADOKAWA、p.361)

伊沢さんは開成だから、いくら落ちこぼれても勉強するのは当然、授業に出るのは当たり前、という感覚なのでしょう。

本当に勉強しない人はしないですよ。入試前日になってもスマホだのゲームだの、とにかくしない。勉強にパワーなんか1%も出さない、やる気はあるけどしないんです、できないんです、高校3年間の生活時間は全てゲームに注ぎ込んだ、もしかしたら、そういう人の存在を見落としているのではないでしょうか。