今日はオブライエンさんの「本当の戦争の話をしよう」をまとめていたのですが、まとまりきらないので先延ばしです。この本、村上春樹さんが翻訳しているのですが、たまたまなのか、今読んでいる「ためらいの倫理学」でも紹介されています。
>オブライエンは「汚れた兵士」である自分たちを描くことで、「アメリカの汚れ」と無言のうちに対峙したのである。
(ためらいの倫理学、内田樹 著、冬弓舎、p.84)
これが一体どういう意味かというのはおいとくとして、汚れた兵士というのは比喩のように見えるかもしれませんが、「本当の戦争の話をしよう」の中では本当にとんでもなく汚れるシーンが出てくるのです。
ところで、「本当の戦争の話をしよう」には、戦争に行ったことで時計を見なくても時刻が分かるようになったという話が出てくるのですが、そんなの本当にあるのでしょうか。絶対音感ならぬ絶対時感【謎】です。
私の場合、夜中にふと目が覚めて、今2時頃だな、とか分かることはありますが、あまり精度はよくありません。