Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

プレジデントファミリー 2018[秋]号

十一月になりました。ここは毎日書いているつもりなのですが、1か月ちょっと前に1日抜けてるんですよね。その時は全く気付いていませんでした。確か、2週間ほどたってから「あれ、連投が途切れている」と気付いたのです。

プレジデントファミリーの2018[秋]号は『小学生時代の愛読書ランキング 東大生192人頭のいい子の本棚』という特集で、東大生が子供の頃に読んだ本が紹介されています。

それを読めば東大に入れるという話ではありませんが、どんな本に興味を持っていたかというと、まあ平凡な感じです(笑)。

ということは、どれを読むかではなく、どう読むかということが重要なのでしょうか。トークには、こんな発言が出てきます。

本は、疑問が浮かんでもすぐに答えてくれないところがいい。
(p.21)

自分で考えないといけないからいい、という話です。

クイズ番組によく出てくる鈴木光さんは、石田衣良さんの「約束」を推薦していますが、

母は若い頃、年に100冊ほど本を読むような読書家だったそうです。けれど、本を読みなさいと母に言われたことはありません。ときどき、夏目漱石の『こころ』など子供に読ませたい本を買ってさりげなく置いていました。
(p.25)

子供に本を読めと押し付けてもそう簡単に読んでくれません。でも、本がそこに置いてあるとつい勝手に読んでしまうものなのです。