今日はなぜか PHP と格闘していたので本を読む暇などとても…しかし PHP と Ruby と Python を並行して使っていると何か悟れるような気がしないでもない。といいつつちょっと読んだのは、「素数の音楽」
数学者の多くは、自分がなにかを創り出しているという感じと、科学の絶対真理を見出しているという感じの間を揺れている。
(p.56)
数学の未解決問題はあるが、もしそれが証明できるものであれば、今誰も証明していなかったとしても、それは最初から正しいのである。数学者が証明した瞬間に正しくなるわけではない。
プログラミングがまさに創り出している感じが満載なのは、それが最初から最後まで正しくないからかもしれない。
読んでいるのは単行本なのだが、文庫本も出ているらしい。
素数の音楽
マーカス・デュ・ソートイ 著
冨永 星 翻訳
新潮社
ISBN: 978-4105900496