Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

雑記

いや今日はジタバタしてたから本当に本を読んでないですよ、珍しい。読もうと思っていた本はあるから、これから読むかもしれません。

大学入試の問題で、作者は何を言いたいのか、みたいな問題が出るでしょ。あれは作者の意図を尋ねているのではなくて、書いてある日本語をそのまま解釈したらどうなるかを問うている。だから、作者の意図したことと違う解答が正解になることがあります。そのあたりを理解していないと、「入試問題は作者に意図を確認して出題しているのか」みたいな質問が出てくる。今日も知恵袋で見かけました。

そもそも作者がどう思っていようが、読者には勝手に解釈する権利があります。どう理解するのも曲解するのも自由。作者がこういう意図だと主張しても無視して差し支えない。

とはいっても、日本語には日本語としてのルールがあるから、それを絶対的に無視してしまうとわけが分からなくなる。入試問題の読解というのは、その基本的な解釈ができるかを試しているのですね。それを知らないと自分でいろいろ想像して間違えてしまう。

書評というのはそういう縛りはないから、自分で勝手に想像して構わない、そういうつもりでいつも書いています。だから、ロジカルでない評や、そんなのどこにも書いてないだろ、みたいな話も出てきます。