Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

プレジデントFamily(ファミリー)2017年10月号(2017秋号:東大生179人の小学生時代)

今日は歯医者に行ってきたのですが、渋谷に30分ほど早く着いたので買ってきました、

プレジデントファミリー。昨日紹介した「東大生179人の小学生時代」という特集です。今回の記事で面白いのは、ずっと勉強三昧かと思いきや、ある時期までかなり落ちこぼれている人達の話。

あまり受験勉強をせずに進学した私立中高一貫校でも成績は低迷し、中2のときに学校から「このままでは高校に進めない可能性がある」と通告されてしまった。
(p.15)

別の人ですが、

「このままだと、高校に上がれない可能性もあります」と、面談で先生にハッパをかけられた。
(p.17)

まあでも全員そうでもない。「偏差値79! 理三合格者の素顔拝見」のところには、

たしか高1のとき、鉄緑会の模試で1位になって、先生に呼び出され、「こんなに点数取らなくてもいい」って言われてたよね。
(p.40)

これは今年理三に入った2人の対談なのだけど、そういう人も出てきます。しかし愛読書がドラえもんあさりちゃんというのがよく分からない。他には

中学受験が終わったときは『ワンピース』を65冊ほど大人買いしたとか。
(p.22)

みたいな人もいます。マンガで読解力が強化されたのか?

もう一つ興味深かったのが、日比谷高校から東大に合格した人の対談記事、「部活を頑張る子ほど成績が上がるのはなぜか」。とはいっても部活のせいで成績が上がらない生徒もたくさんいると思うのですが。記事に出てくる生徒は1年の1学期の学年順位が280番あたりで、これを1年期末に2桁台にしたというのは結構頑張ったみたいですね。

日比谷高校では9月に行われる星陵祭も手を抜かないのが伝統です。
(p.77)

夏休みに学園祭の練習があるわけです。勉強とどう両立させるか詳しく分かりませんが、

練習して勉強、また練習して勉強というローテーションがあったことで、かえって切り替えができて、勉強に集中できた
(p.78)

何かヘンな気もしますけど、まあそういうものなのかな。なお、今号をまとめると「子供を東大に入れたければ、子供の話を聞け」てな感じでした。


プレジデントFamily(ファミリー)2017年10月号(2017秋号:東大生179人の小学生時代)
プレジデント社 発行