Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

書くということ

これは書評ではない。連投しないと Hatena Blog がカウントしてくれないので、だったら毎日書いてみるかという試みである。毎日書くというのは苦手ではない。実際、このブログの姉妹ブログ【謎】の Phinloda のいつか聴いた曲というブログは、昨日で連続3千日程度毎日書いている。正確にいえば昨日で2991日連続のはずだ。計算が間違ってなければ。

逆にいえば、毎日書くのがどれだけ大変かということも知っている。クオリティを落としていいのなら簡単だ。「ドトールなぅ」とでも書いてしまえば1日書いたことになる。今はドトールではなくスタバだが。何故頭の中にドトールが出てきたのかは定かではない。ドトールの攻撃?

投稿するときは、まずザッと書いてみる。それから推敲する。推敲するのは昔ライターをしていたときの癖なのか、あるいは性格なのか、自分でもよく分からなくなってしまったが、とにかく書きっぱなしは殆どない。ちなみに、この投稿は、あえて書きっぱなしにするつもりで書いている。

書く時間は、初稿が1とすれば、推敲3とか、それ以上の時間をかける。推敲に時間をかけている。もちろんこのブログもそうだ。プレビューを表示してから後に時間がかかってしまう。だから、毎日1投稿がキツい。時間が足りない。

しかも読む時間だってかかる。前回紹介した「ただし少女はレベル99」は何回も読んだ本なのだが、紹介するときにもう一度読んでいる。この本は多分じっくり読んで2時間程度かかっている。じっくりというのは、読みながら紹介したい文にポストイットを貼り付けていくのだ。今、表現として「ポストイット」と「付箋」のどちらがいいか迷ったけど、あえてポストイットにした。PostIt というのも選択肢だったが、どうでもいいや。

付箋を貼ったからといって全部紹介するわけではない。さっきポストイットを選んだのに何で今度は付箋なんだと言われたら、タイプするのが面倒だからで深い意味はない。マニュアル作成なら表現を変えないのが基本だが、エッセイでもコラムでも何でもないこういう文章はどうでもいいことだし、いろんな言葉を入れておけば検索ワードとして機能するという意味はあるだろう。既に出ている単語を入れたらどうなるのか、何となく分かるけど、そこまで考えて書いているわけではない。

実際に没にした箇所は、例えばこんなの。

市子は蓮根を噛んでも音を立てないという特技を発揮した。
p.74

それが何だよ、と言われそうだが、個人的には蓮根を音を立てずに食べるというのはツボにハマったのである。ちょっとツボがカルトな感じもしたので没にしたわけではなく、長すぎるのも何だかな、的な判断だ。初稿が長くなると推敲も長くなるし面倒なのだ。