Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

耳袋秘帖 眠れない凶四郎

今日は「耳袋秘帖」から、…ってもう妖談シリーズは終わってしまいましたが、凶四郎シリーズという新しいのが始まっているのです。初刊は「眠れない凶四郎」。どこかで聞いたようなタイトルですが… 主人公となるのが南町奉行の同心、土九呂凶四郎。ドクロと読…

勉強大全 ひとりひとりにフィットする1からの勉強法

今日は伊沢さんの「勉強大全」について。クイズ番組や YouTube でおなじみのアノ人だが、 この本、最初に一言ツッコんでおきたいのは、ココ。 決めるのはあなたです。決めたのはあなたです。あなたの結果ですから、責任を持つべきはあなたです。 (p.097) 勉…

雑記

今日もちょっとアレなので雑記です。ちなみに「勉強大全」は読破しました。読破してみて思ったのは、やはり東大生視点なのかな、という印象です。最後の最後で不合格になっても人格を否定されたわけではない、とか当然のことを力説するのですが、 ここまでの…

雑記

風邪っぽいので今日は本を読んでいません。ユングを読めば直りそうな…気がしませんね、なぜか。 ところで、店員が失礼なことをすると腹を立てる人がいますが、自販機や自動改札に腹を立てる人は…いるかな。いるかいないか、と言われたらいるわけですが、相手…

雑記

今日は餃子定食を食べながらユングの本を読んでいました。といっても、ユング著ということではなく、Anthony Storr さんがユングを紹介した本を河合隼雄さんが翻訳したものです。 餃子を食べながら読む本ではないはずですが、電車の中で読んでいると夢の世界…

耳袋秘帖 妖談うつろ舟

今日は耳袋秘帖から、「妖談うつろ舟」。うつろ舟というのがまず謎です。 一部のマニアが主張するように、まさに他の星から来た未確認飛行物体(p.10) ソコまで行ってしまったら時代物ではなくSFですが。この巻のメインゲスト、というか今までも何度も出てき…

雑記

今日は内田樹さんの「ためらいの倫理学」をランチのカレーが出てくる間に読みました。そろそろカミュの所まで来たのでもうすぐ終わりです。異邦人のモラルという言葉は知りませんでした。 それは平等性さえ確保されていれば、暴力は免責されるということであ…

雑記

今日は最近はあまり読んでいないのですが、いわゆる受験本、つまり受験勉強のノウハウ本を読んでみました。 伊沢さんは有名なので説明不要ですね。この本はエピソードがいろいろ混ざっていて面白いです。ただ、受験生がこれを読んで受験勉強の役に立つかとい…

雑記

今日は「ためらいの倫理学」を読んでいたのでちょっと疲れました。この本は実は疲れる本なのです。いろいろ紹介していない本が溜まってきましたが、「ためらいの…」は紹介するのにためらわれる本です。本当に私ごときが紹介していいのかどうか。でも読んでい…

耳袋秘帖 妖談ひときり傘

今日は勢いで「妖談ひときり傘」に行ってしまいましょう。ひときり傘といっても傘のお化けではありません。傘を持った人がターゲットを囲んで逃げられないようにして殺してしまうのです。外からは何があったか見えないので分からないという、一石二鳥です。 …

妖談へらへら月

今日は耳袋秘帖から、「妖談へらへら月」です。へらへらとは変な比喩ですが、月のお化けが、 「冷たく、へらへらっと笑うのさ」(p.18) …意味が分かりません。月に吠えるというのはまだ分かるけど、月が笑うというのはどちらかというと西洋的な妖怪の匂いがし…

雑記

今日こそぐったりしているので、パスします。本は耳袋秘帖の次の作品を読んでいますよ、「妖談へらへら月」。ヘラヘラムーン。そういえば最近、地下鉄の中吊り広告にセーラームーンの絵が出ていて何かおしおきしていたような気がしたのですが、あれは痛み止…

カメを待ちながら

今日はもっと疲れてしまったので何も書く気力がないですが、何となくマンガを読んだのでその話でお茶を濁し【死語?】ます。 そのマンガというのは清原なつのさんの「カメを待ちながら」という作品で、SFなのかファンタジーなのかよく分からん短編です。こう…

雑記

今日はちょっと疲れていたのか、電車で座ったらうとうとしてしまったのですが、途中で回復して少し手帳に小話を書いたりして、その後、ちょっと本を読んでみました。 この本、100個の小話が入っているのですが、7番目「アクション映画の爆発シーンで、主人公…

妖談さかさ仏

何か勢いで読んでますけど、今日も耳袋秘帖から「妖談さかさ仏」。以前の話に出てきた仏像専門の泥棒、仏像庄右衛門の話です。 既に捕まっていますから、打ち首の前に脱走するところから話が始まります。今回のゲストは小力という芸者。美女のようですが、 …

妖談しにん橋

風邪っぽくて死人のようでしたが、寝たらかなり回復した感じです。今日は耳袋秘帖の3作目、「妖談しにん橋」を紹介します。しにんというのは「死人」と「四人」をかけているのです。四人で渡ると1人だけ影がないことがある。その人は後で死ぬ、というコワイ…

雑記

今日は何かもう風邪っぽいというか頭痛までしてきたので風邪だか花粉症だか謎なんですけど、もしかして花粉症から由来する風邪ってあるのですかね? いろんな所が弱っているからありそうな気もしますが… 本は、「妖談しにん橋」を少し読み始めました。帰宅時…

妖談かみそり尼

今日はもう完全にアウトなので、朝から病院に行って薬を出してもらいました。本は、耳袋秘帖の2作目、「妖談かみそり尼」です。よくこんなタイトル思いつくな、と感心せざるを得ません。ストーリーはそのまんまで、カミソリを振り回す尼が出てきます。何で尼…

雑記

今日は花粉が超絶酷かったので超パス【謎】します。図書館は閉館5分前に駆け込んで、本日返却期限の本を返してきました。ついでに数冊どどどっと借りたのですが、流石にまだ読んでおりません。 ところで、昨日のテレビのクイズで、私は「鈴生」や「芽生」が…

雑記

今日は花粉が酷かった【謎】のでパスします。喉に来た感じです。 図書館のサイトはいつもpcから使っていたのですが、何となくスマホから使ってみたら、いい感じのサイトになっていました。パスワードを入力するところが大変でしたが、スマホに覚えさせたので…

妖談うしろ猫

いやもう戦争は難しいというか書けば書くほど泥沼にハマっていくのでちょっとおいといて、今日はこっちに行きます。「耳袋秘帖、妖談うしろ猫」、時代小説というか、捕り物系です。 うしろ猫というのは、実際そういう猫が出てくるのですが、最後は意外と活躍…

雑記

今日は「本当の戦争の話…」を書こうと思ったのですが、実際書いているのですが、どうも重すぎますね。いきなり戦争に本当も嘘もないだろ、と喧嘩腰で書き始めてしまって発散してしまいどうにもまとまりません。 オブライエンさんとしては、戦争に関していろ…

雑記

今日はオブライエンさんの「本当の戦争の話をしよう」をまとめていたのですが、まとまりきらないので先延ばしです。この本、村上春樹さんが翻訳しているのですが、たまたまなのか、今読んでいる「ためらいの倫理学」でも紹介されています。 >オブライエンは…

怪盗探偵山猫 月下の三猿

いつまでも先延ばしにしているわけにはいかない、ということで今日は猿です。月下の三猿。舞台はもちろん下北沢ですが、 新宿のゴールデン街に、〈エリー〉というバーがあります。(p.108) 今回は中国マフィアとか出てくるので、やはり新宿が似合うのでしょう…

雑記

今日は怪盗探偵山猫、月下の三猿、の予定でしたが、時間がなかったので先延ばしにします。今週何か疲れています。 この話は今まで出て来た人物が大集合的にドタバタします。山猫と勝村は当然として、刑事のコンビの犬井とさくら、ヤクザの娘のみのり、詐欺師…

雑記

今日も山猫かと思ったのですが結構花粉もキツかったのでパスします。ていうか今日は本を読んでません。本当に全く読まない日というのは珍しいです。 プレジデントファミリーのDMが来ていましたが、今回は多分買わないと思います。受験・進学大激変!という特…

怪盗探偵山猫 黒羊の挽歌

今日も山猫で行きましょう。4冊目は「黒羊の挽歌」。今回も殺人事件。舞台はもちろん下北沢から始まります。 圧倒的に夢見る若者が多いのがこの街の特徴だ。(p.6) この前行ったときにキッチン南海の中をチラ見したときは、とても若者の街とは思えない雰囲気…

雑記

今日も山猫で行こう、とか思っていたのですが、ちょっと頭痛があるのでパスします。風邪っぽいです。しかし症状としては花粉症の方が重い感じなので、踏んだり蹴ったりなのです。 ちなみに、今日はこんな本を読み始めました。 これはなかなか重そうで、案外…

怪盗探偵山猫 鼠たちの宴

今日は怪盗探偵山猫の3冊目、「鼠たちの宴」です。アジトはもちろん下北沢なんですが、 下北沢の北口から五分ほど歩いたところにある、雑居ビルの二階に上がったあゆみは、装飾の施された木製の扉の前に立った。 扉のノブには〈STRAY CAT〉という看板がぶら…

怪盗探偵山猫 虚像のウロボロス

スマホでこのサイトを確認してみたのですが、何か雑記が続きすぎていますね、まあそれなりの忙しさだったのでしょうがない。で、今日も山猫で行きましょう。2冊目は「虚像のウロボロス」というサブタイトルが付いています。 ウロボロスというのはネバーエン…