Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

雑記

今日は自由軒のカレーを食べたので雑記にします。

小説「夫婦善哉」に出てくるカレーです。食べたといっても難波本店に行ったわけではなく、市販されているレトルトっぽい自由軒のカレールーを買ってきて、レシピ通りに作っただけです。作ったといっても、フライパンで煮てご飯をぶっ込んでなじませるだけなので。

大阪のカレーといえば、生卵とウスターソース。100年後も伝統が受け継がれていそうな気がします。

雑記

今日はもう一本万年筆をクリーニングしないといけないので雑記にします。

ていうかまだしてないのてすが。全自動洗濯機みたいな万年筆クリーナーはないのでしょうか。ないですね。多分。

乾いても固まらないインク…というのはインクとして成立しないような気もしますが、あればいいですね【なにが】。

雑記

今日は万年筆をクリーニングしたので雑記にします。

ペン軸をお湯につけて固まったインクをすこし溶かしてから、よく濯いで、クリーニング用のスポイトを使って軸にお湯を流し込みます。これを何度かやってからインクを入れて、しばらくは薄墨のような字になるので、ある程度書いて濃くなったらok。

最近メモをサボっていたので、万年筆の機嫌がよくないのです。

ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術

今日の本は「ストレスと適応障害」です。

本の内容はタイトル通りなのですが、自分で判定するための Yes/No で回答する質問がいくつかあって自分で危険度を判断できたり、 有名人の分析事例たくさん出てくるのが面白いです。登場人物を紹介しますと、例えば、ビルゲイツスティーブ・ジョブズ、サン・テグジュベリ、ピカソ野口英世モーパッサン、ラモン・イ・カハル(脳科学者)、(敬称略)。

カハルさんのことはよく知らなかったのですが、

十代前半までは、まるで勉強や読書といったものには興味がなかったのに、十代前半のある時期から何かの拍子に、そうした世界の面白さもわかるようになるのだ。
(p.176)

グダグダの少年時代ということで紹介されています。日本のように小中学校の年齢がほとんど固定されている国だと、十代前半まで勉強が苦手というのは致命的に出遅れてしまうことになります。個人の特性に合わせた教育が自由に受けられる社会が期待されます。

ビルゲイツさんとジョブズさんは対比的に紹介されています。ゲイツさんの場合は、

ゲイツは、子どもの頃からとても敏感で社会的発達も遅く、一学年遅れることを勧められるほどであった。遺伝的素質として過敏な傾向をもっていたと考えられている。
(p.150)

ただ、家庭環境としては理想的だったようです。これに対して、ジョブズさんは、

ジョブズには、ひどく傷つきやすい面やネガティブな面があった。
(略)
ジョブズの傷つきやすさや不安定さは、養育環境に由来する部分が大きいと思われる。
(p.131)

ジョブズは養父母に育てられました。虐待されたわけではありませんが、過保護ではあったようです。

ジョブズは自分の出自の問題にこだわり続け、また禅に救いを求めた。
(p.131)

その環境から禅に行ってしまうあたりは何かスゴいですね。

今日の一言はこれで。

明らかに使い物にならない部下というのもいるが、多くの場合は、使い方に問題がある。
(p.185)

いるんだ…というのがまあ納得ではあります。


ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術
幻冬舎新書
岡田 尊司 著
ISBN: 978-4344983052

雑記

今日は喜多方ラーメンを食べたので雑記にします。

食べたといっても生ラーメンで自分でゆでて食べるタイプです。昔は近くに店があったのですが、そこが閉店になってから殆ど行かなくなりました。新宿の思い出横丁の近くにもありますが、いつも混んでいては入れません。

喜多方ラーメンといえばどんな印象かというと、実はその昔の店に行った時はいつも餃子を頼んでいたので、餃子のイメージしかないのですが。

早慶MARCH大激変 「大学序列」の最前線

今日の本は「早慶MARCH大激変 「大学序列」の最前線」。書評は久しぶりですが、今回は大した評はありません。

2016年版があるそうですが、そちらは読んでいません。このため、激変といわれてもどう変化したのか微妙なのですが、少なくとも新型コロナの流行時の影響があって、大学全体が変化したのは確かです。ただ、それは早慶MARCHに限った話ではないわけで、他の大学に比べてどうなのか、というのはよく分からないです。

早慶とMARCHの間には越えられない壁がある、というのが受験生の間では定説ですが、この本の内容は早慶とMARCHをかなり近い距離にあると考えているように見えます。

一つ面白いと思ったのは、

東京大を受験すれば合格できるレベルでありながら、早慶に入学する女子が少数だが見られる。
(p.142)

この説は昔からありましたが、この本が「エビデンスがあるわけではないが」と注記した上で紹介しているのはちょっと面白いと思いました。

ちなみに、早慶MARCHの女子学生数は、早稲田が約1万5千人、他は横並びでほぼ1万人というのも面白いです。割と均等に分散しています。ただし、大学の定員が違うため、女子学生数は同じでも、慶應大学は36.2%、青学と立教が50%超という差が出ています。(pp.128-129)

ちなみに、東京大学の女子学生数は公式サイトによると、令和5年5月1日現在 2,930人で、全体13,974人の約21%を占めています。

 

早慶MARCH大激変 「大学序列」の最前線
朝日新書
小林 哲夫 著
ISBN: 978-4022952103

雑記

今日はいまいち【謎】なので雑記にします。

永守重信さんの「大学で何を学ぶか」を読み始めていて、今日中に終わるかと思ったら時間がなくて半分程度です。

読んでいて、割と当たり前のことしか主張していないと思うのですが、それを主張しないといけない世の中になっているのだとすれば、かなり残念なことですね。

大学で学ぶべきは、自分の頭でしっかり物事を考え、課題を見つけ、それについて自分の意見を言えるようにすること。
(p.104)

それができない大卒がいる、ということでしょう。

 

大学で何を学ぶか
永守 重信 著
小学館新書 434
ISBN: 978-4098254347