今日は二階のベランダから外を見たら電線の上に猫がいたので雑記にします。
…
猫って電線の上、歩きます?
最近たまに通信の調子が悪いような気がしていましたが、もしかして猫のせいですかにゃ。
今日は雨漏りがあったので雑記にします。
東京の明け方頃の豪雨は凄かったです。雨漏りは横殴りで強烈な雨が降った時に屋内に入ってくるルートがあるらしく、十年以上前から稀にあったのですが、ここ数年はあまり記憶にないので久々に対応しました。真上からではないらしく、そんなに大量ではないので何とかなっています。
昔のマンガだと、部屋にバケツや洗面器を大量に置いて対応するようなシーンが出てきますが、そこまで凄いのは今の家に来る前も経験がありません。
昼までには晴れたので買い物に出かけたのですが、道路の排水溝の周囲には落ち葉が溜まっていました。ニュースではこれが原因で道路が冠水したところもあるそうですが、これは道路用の清掃ロボットで何とかして欲しいです。
今日の本は「ゴブリンスレイヤー外伝2 鍔鳴の太刀《ダイ・カタナ》 中」。実は結構前に読んでいるんですよね。
この巻は地下4階まで進みます。暗黒領域とか出てきます。そういえば、Wizardry のマップとか絶対に作ったはずなのですが、どこにあるのでしょうか。ネットじゃなくて私の自宅の宝箱の中の話です。捨てた記憶はないので、迷宮に隠されているような気がします。
面白いと思った表現をいくつか。
己の生きる意味を知っている者が、はたしてこの世に何人いるだろうか――?
(p.92)
その問いは、生きる意味があるという前提がなければナンセンスですね。
限界を超えるなどと言うけれど、物理的に可能な範囲で、可能な動きしかできないものだ。
故に――そこへ、剣術の術理というものがある。
(p.103)
限界突破【謎】というのは基本技ですが。
古い文献の中からあれこれ見つけ出すのが、とっても得意で、驚いちゃいました
(p.142)
従姉と女司教が一緒に本を読んでいると、女司教がいろいろ発見するという話です。女司教はサーチャーのスキルもあるようです。苦手な人は本当にスキルがないものです。知恵袋によくある質問ですが、「〇〇の△△はどこにあるか」的な質問。この種の質問は「〇〇の△△」をググれば98%の確率で最初にヒットしたページに場所が書いてあります。それを教えてあげると解決するのですが、何か踊らされた気がします。
まあ、考えてもわからない事は、わからないものです
(p.199)
疑問としてストックしたまま先に進むのもパターンです。何でもわかると思ったら大間違いです。
ゴブリンスレイヤー外伝2
鍔鳴の太刀《ダイ・カタナ》 中
蝸牛くも 著
lack イラスト
GAノベル
ISBN: 978-4815603687
今日の本は「ゴブリンスレイヤー外伝2 鍔鳴の太刀《ダイ・カタナ》 上」。
死の迷宮の攻略に挑むパーティーの話です。ゴブリンスレイヤーは出てきません。ゴブリンスレイヤー本編にもブルーリボンの話が出てきましたが、この世界は Wizardry の世界をかなり継承しています。Wizおたくなら100倍楽しめる、みたいな感じです。個人的には Apple II の時代にプレイしているのでかなり親近感があります。
文章は主人公の「君」の視線で描かれています。出てくる女司教は本編では大司教の剣の乙女。上巻はパーティーを組んで地下迷宮の地下1階で雑魚を相手にしてから地下2階に下りて初心者狩りをしている盗賊とバトルするまでのシナリオです。
死んでしまうのが最悪という従姉に対して、
「姉さん、悪いことにゃ底はないんよ」
(p.21)
半森人の斥候(スカウト)の言葉となっています。種族は Wizardry の分類を踏襲しているのでしょうか。
死の迷宮の地下一階で冒険を開始すると、スライムのような最弱モンスターが出てきます。ウザい敵をコツコツと片付けることで経験値が得られてレベルが上がります。これを何百年もやって最強になったというアニメが(笑)。
全力を出し惜しむのは問題だが、だからといって常に全力では早々にバテてしまう。
(p.117)
バトルで重要なのは最も効果の高い一瞬に全集中、それ以外は平常運転かスリープモードで警戒、てな感じでしょうか。常に全集中は現実的には無理。
この世界では魔術を書いた本は特別な言葉で書かれているので難解なようです。
「理解はできっけどな。流し見して、あーわかるわかるぅて適当ぶっこく奴はあかんやろし」
(p.195)
「わかる」と「できる」は違うのです。
ゴブリンスレイヤー外伝2
鍔鳴の太刀《ダイ・カタナ》 上
蝸牛くも 著
lack イラスト
GAノベル
ISBN: 978-4797398359
今日の本は「ようこそ実力至上主義の教室へ6」です。
今回は試験バトル。クラスで作成した問題を他のクラスに解かせる、というガチの学力勝負です。というのは表向きで、裏では櫛田と堀北の退学を賭けた勝負が進行中。というのもさらに裏があって、真のボス戦は綾小路と龍園、みたいなややこしい構図になっています。
龍園がCクラスの裏切者をあぶりだすシーンはなかなか迫力があります。このあたりはアニメ化するといい感じになりそうですね。
今回はストーリーはおいといて、気になったところをいくつか。
人間は1日に2回か3回の嘘をつくというのが統計上、明らかになっている。
(p.73)
これはちょっとした冗談のようなものも含んでいるそうです。だったらそんな数では済まないような気もしますが。しかし、一体どうやって統計を取ったのでしょうか。アンケートでしょうか。そのアンケートに嘘はないのか。
この世で最も強い力は振り切れた『暴力』だ。
(p.114)
龍園の言葉。先の戦争で特攻が怖がられた理由はそこにあります。死ぬ気と簡単にいいますが、本当に死ぬ気で相打ち覚悟で攻撃されるとちょっとどうしようもない。ただ、暴力には暴力で対抗するしかないので、最後は真っ向勝負でもなく、毒殺みたいな技が出てきたりしますね。
人は褒められたい生き物だ。友人や親に褒められ、尊敬されることを嫌う者はそういない。
(p.204)
そうなのかな。幼児や小学生あたりならまだわかるのですが、それほど実力が伴わないのに褒められたりするのは、逆にキツくないでしょうか。堀北の場合はそれなりに高い能力を持っているから、褒められたいという感情も出てくるのかもしれませんが。実はブラコンみたいな雰囲気もあるし。
ということで、今日の一言。
勉強の出来ないヤツはそもそも勉強が嫌いなヤツが殆どだ。
(p.153)
勉強が出来たら嫌いになる理由はありませんからね。
ようこそ実力至上主義の教室へ6
衣笠彰梧 著
トモセ シュンサク イラスト
MF文庫J
ISBN: 978-4040692319
今日の本は「ようこそ実力至上主義の教室へ4.5」です。
細かいのを除くと夏休みのエピソードが5話、ショートストーリーで入っています。この中の「他クラスとの交流会」はプールの更衣室盗撮の話、アニメ化されています。水着回はDVDの売り上げも上がるのでしょう。
個人的に面白いと思ったのは「意外と葛城康平は悩んでいる」です。
「例えば?」
「……別に」
沢尻エ〇カみたいな口調で顔をそむけて答えようとしなかった。
(p.117, 119)
堀北は相変わらずの態度のようですが、しかしこのネタ、この本読んでいるメイン層に通じるのでしょうか。イラストページを挟んでいるので118ページが飛んでいます。
葛城が悩んでいるのは、学園内から外部に荷物を送ることができないためです。バースデープレゼントを送りたいのですが、規則に違反するためできません。生徒会長に直訴しますが、流石の葛城も会長には理論戦では勝てないようです。これを裏技を駆使していかにクリアするかという話なのですが、ところで葛城は一体誰にプレゼントを贈ろうとしているのか。
……俺には双子の妹がいる。
(p.141)
両親が亡くなって葛城が親代わりだといいます。双子ということは、どんな顔かというと、…
想像しない方がよさそうですね。でもアニメ化したらどうなるのでしょうか。全然似てないとか【なにが】。
「さりとて日常に潜む危険性」も、なかなか面白いです。指輪が抜けなくなる話は結構ありますが、水筒というのは聞いたことがないですね。ヘルプを求めた堀北いわく、
あなたとひっくり返った亀について話し合いがしたかったの
(p.160)
何のことやら。
ようこそ実力至上主義の教室へ4.5
衣笠彰梧 著
トモセ シュンサク (イラスト
MF文庫J
ISBN: 978-4040686295