Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-

今日はアニメで「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」。2013年の秋アニメ。原作はマンガで、作者は Ark Performance さん。

未来の軍艦バトル系。霧の艦隊という謎の艦隊と人類が戦います。AIが意志を持って戦うというのはやや現実味が出て来たといっていいでしょうか。マンガは読んでないのですが、アニメ版で少し変わっているようなので、これは読んでみたいですね。

主人公は誰なんだろ、Wikipedia では艦長の千早群像となっていますが、個人的には潜水艦イ401のメンタルモデル、イオナが主人公のように見えます。メンタルモデルというのはナノマテリアルという物質(?)によって人間タイプに実体化したオブジェクトで、いわゆる擬人化です。

見所は戦略なのだと思いますが、兵器が非現実的なので、沈黙の艦隊のような潜水艦バトルに比べるとリアルさに欠けているというか、SFロボットアニメ的な雰囲気で、派手さはありますが、インパクトは弱いような感じがしました。

船のナノマテリアルが擬人化すると女性になるのは何故か、という話が出てくるのですが、船の名前が女性だからそうなった、というのは面白い。ヤマトみたいなのはどんな人間になるのでしょうか。武蔵なんてのは強そうです。