Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

下ネタという概念が存在しない退屈な世界

今日はアニメで「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」。2015年の夏アニメ。原作はラノベで、作者は赤城大空さん。Amazon のレビューを見た感じだと、コアなマニアには高評価のような気がしました。

このアニメ、DVDがやたらブックオフで目立つので気になっていたのですが、何かそのまんまというか、よくアニメ化したな、というのが正直なところです。ラノベだと読者の妄想で済むところが全部映像化されてしまうわけで、大丈夫なのか。でもラノベはまだ読んでないんですよね。もちろん危ないシーンは見えないようになっているし、危ないセリフは(ピー)が入るので、何を言っているのか分からないようなシーンがいたるところにあります。逆にそこが面白いとか。とにかく下ネタがこれでもかという位、たくさん出てきます。

アニメを観て一番印象に残るのが、生徒会長のアンナ。ド変態です。本来、生徒会長は品行方正なわけで、アニメでもそういう立ち位置なのですが、あまりに性知識がないために自分の行動が変態であることが理解できていない、みたいな。ターゲットの奥間狸吉がよく耐えています。

基本的には規制社会へのレジスタンスというテーマのはずなのですが、素直にエロギャグだと思って観て間違いないです。各キャラの個性も極端で、お約束のパターンといえばそうなのですが、それにしても面白い。

ところでエロ本というのはリアルにはどうなんでしょうか。絶滅したわけではないと思いますが、最近よく分かりません。私の知っている店は全部閉店してしまいました。地下に潜ったのでしょうか。